ぷおー
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/12/02 00:13:41
たいへんだ けんちゃんが あなに おちたぞ
たいへんだ ふかくて くらくて なんにも みえない
けんちゃん やーい
けんちゃん ぶじか
へんじが かえって こない
おとなたちも あつまって わいわい がやがや
あなの そこまで とどく はしごも ろーぷも ない
あなの そこが あるのかも わからない
けんちゃんの おとうさんが なくのを こらえている
けんちゃんの おかあさんが なきくずれている
ちきゅうの はんたいがわで
ふかい あなから おとなが ひとり とびだした
おとなは そうです けんちゃんです
あなに おちてから ながい ねんげつが すぎたのです
けんちゃん ふねに のりました
おとうさん おかあさん まっててね
ふじさわけんじゅうろうは ただいま にほんへ かえります
どーなつと からあげを よういしてて ください
ぷおー
ふねが きてきを ならします
あさが こないと あさごはんが たべられないね
けんちゃんも よく いねむりを します
にている かも しれません
でも ユキホさんは あなに おちないでね
あさになったの
けんちゃんとにてる?
どーなつ
からあげ
あたしもすき