政治: 船中八策のパクリ、維新八策は、異心八策
- カテゴリ:日記
- 2012/02/19 08:39:22
政治: 船中八策のパクリ、維新八策は、異心八策 http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/52771400.html #政治
--------
こんにちわ。呟き尾形です。
毎度、上手に、政治ニュースをにぎわかしているのは、ポピュリスト橋下氏です。
今回は、維新版船中八策、維新八策に賛成しないと、次期衆院選での他党との連携しないと駄々をこねています。
いい加減、市長になったのだから大人になってほしいものです。
さて、船中八策とは、あの坂本龍馬が起草した新国家体制の基本方針、とされるものです。
その内容は、
船中八策
1、政権を朝廷に返すこと(政権交代)
1、上下の議会を置き、すべて公論に基づいて政治を行うこと(二院制)
1、公卿・大名のほか世のすぐれた人材の中から顧問を選ぶこと(民主化)
1、新しく国家の基本になる法律を定めること(憲法制定)
1、外国と新たに平等な条約を結び直すこと(不平等条約の改定)
1、海軍の力を強めること(国防力強化)
1、親兵を設けて都を守ること(御親兵の設置)
1、金銀の比率や物の値段を外国と同じにするよう努めること(金銀の交換レートの変更)
といった、日本の近代国家化という天下国家を元に起草したものです。
で、最近、このパクリでバッタモノ船中八策が維新八策名前をアレンジして維新の会から発表されました。
それが八策といいながら、10策なのが違和感がありますが、骨子は下記のとおりです。
●統治機構改革
地域の実情にあった都市制度の創設
道州制の導入、地方交付税廃止
●行財政改革
国会議員定数と歳費を削減
●公務員制度改革
職員基本条例案の法制化
●教育改革
教育委員会を諮問機関に位置付け選択制に
●社会保障制度
年金は積み立てと掛け捨ての併用を検討
最低限の生活を保障するベーシックインカム導入
●経済・税制
TPP交渉に参加
法人税率と所得税率の引き下げ、資産課税の強化
●外交防衛
日米同盟を基軸に日米豪の関係強化、沖縄の負担軽減
●憲法
憲法改正に必要な衆参両院の賛同を3分の2から2分の1に
まぁ、個人的に他人の知恵パクっておいて偉そうにしているのが嫌悪を感じますが、言論の自由というものがありますからね。法律に引っ掛からない程度にOKなのは、さすが弁護士というところです。
維新八策は、幕末という時代の日本の船中八策と比較すれば、なんとも、どこぞの政党が打ち出したできもしないマニフェストみたいなうたい文句に橋下徹という名前の人の至極個人的な思想をミックスした10個の一貫性のない矛盾した維新八策です。
とくに、
●外交防衛
日米同盟を基軸に日米豪の関係強化、沖縄の負担軽減
これは、大きな矛盾です。
日米同盟を基軸にするなら、沖縄の負担は増大せざるをえません。
で、
●社会保障制度
年金は積み立てと掛け捨ての併用を検討
最低限の生活を保障するベーシックインカム導入
ですが、これ単体なら富の再分配を名目に富裕層と企業をターゲットにした増税で可能ですが、
●経済・税制
TPP交渉に参加
法人税率と所得税率の引き下げ、資産課税の強化
がセットになっているので、無理です。
TPPについては、橋下氏は無知なんでしょうね。
内需拡大で、企業がもうけつつ、サービスを国内に提供し、かつ利益分を納税することで豊かな国家になり、その分社会保障を充実させる。これなら、維新八策の社会保障制度は論理的には可能です。
しかし、TPPに参加するとその前提が崩れます。
なぜなら、TPPは外需拡大ですから、実は、多国籍企業が儲ける仕組みです。
ついでに言えば、TPPは政府が企業を保護する規制をなくすことを目的にしているので、規制緩和によって、日本にいるメリットがなくなり、外国に出ていってしまう仕組みになるのです。
すると、国内を豊かにすることは仕組みとして難しくなります。
毎度、上手に、政治ニュースをにぎわかしているのは、ポピュリスト橋下氏です。
今回は、維新版船中八策、維新八策に賛成しないと、次期衆院選での他党との連携しないと駄々をこねています。
いい加減、市長になったのだから大人になってほしいものです。
さて、船中八策とは、あの坂本龍馬が起草した新国家体制の基本方針、とされるものです。
その内容は、
船中八策
1、政権を朝廷に返すこと(政権交代)
1、上下の議会を置き、すべて公論に基づいて政治を行うこと(二院制)
1、公卿・大名のほか世のすぐれた人材の中から顧問を選ぶこと(民主化)
1、新しく国家の基本になる法律を定めること(憲法制定)
1、外国と新たに平等な条約を結び直すこと(不平等条約の改定)
1、海軍の力を強めること(国防力強化)
1、親兵を設けて都を守ること(御親兵の設置)
1、金銀の比率や物の値段を外国と同じにするよう努めること(金銀の交換レートの変更)
といった、日本の近代国家化という天下国家を元に起草したものです。
で、最近、このパクリでバッタモノ船中八策が維新八策名前をアレンジして維新の会から発表されました。
それが八策といいながら、10策なのが違和感がありますが、骨子は下記のとおりです。
●統治機構改革
地域の実情にあった都市制度の創設
道州制の導入、地方交付税廃止
●行財政改革
国会議員定数と歳費を削減
●公務員制度改革
職員基本条例案の法制化
●教育改革
教育委員会を諮問機関に位置付け選択制に
●社会保障制度
年金は積み立てと掛け捨ての併用を検討
最低限の生活を保障するベーシックインカム導入
●経済・税制
TPP交渉に参加
法人税率と所得税率の引き下げ、資産課税の強化
●外交防衛
日米同盟を基軸に日米豪の関係強化、沖縄の負担軽減
●憲法
憲法改正に必要な衆参両院の賛同を3分の2から2分の1に
まぁ、個人的に他人の知恵パクっておいて偉そうにしているのが嫌悪を感じますが、言論の自由というものがありますからね。法律に引っ掛からない程度にOKなのは、さすが弁護士というところです。
維新八策は、幕末という時代の日本の船中八策と比較すれば、なんとも、どこぞの政党が打ち出したできもしないマニフェストみたいなうたい文句に橋下徹という名前の人の至極個人的な思想をミックスした10個の一貫性のない矛盾した維新八策です。
とくに、
●外交防衛
日米同盟を基軸に日米豪の関係強化、沖縄の負担軽減
これは、大きな矛盾です。
日米同盟を基軸にするなら、沖縄の負担は増大せざるをえません。
で、
●社会保障制度
年金は積み立てと掛け捨ての併用を検討
最低限の生活を保障するベーシックインカム導入
ですが、これ単体なら富の再分配を名目に富裕層と企業をターゲットにした増税で可能ですが、
●経済・税制
TPP交渉に参加
法人税率と所得税率の引き下げ、資産課税の強化
がセットになっているので、無理です。
TPPについては、橋下氏は無知なんでしょうね。
内需拡大で、企業がもうけつつ、サービスを国内に提供し、かつ利益分を納税することで豊かな国家になり、その分社会保障を充実させる。これなら、維新八策の社会保障制度は論理的には可能です。
しかし、TPPに参加するとその前提が崩れます。
なぜなら、TPPは外需拡大ですから、実は、多国籍企業が儲ける仕組みです。
ついでに言えば、TPPは政府が企業を保護する規制をなくすことを目的にしているので、規制緩和によって、日本にいるメリットがなくなり、外国に出ていってしまう仕組みになるのです。
すると、国内を豊かにすることは仕組みとして難しくなります。
全文は
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/52771400.html