こうたとえ話をして、私は夫に、最後に一言つけ加えました

「私ね、昔プロポーズされたことがあるのよ。
　ずっと一緒に暮らそう、このままずっと二人で仲良く・・・って。
　ずっと変わらないでいてほしい人と結婚する感覚、私は普通と思う。
　間違ってるとも思わないよ。
　それの何がおかしくて、現実にありえないのか、もう一度説明して？」




夫、ズガーン。

雷に打たれたみたいな顔して、ズドーン。




「愛してるし、優しくしてるじゃないか、離婚はしないよー！」
と毎晩言ってた自分自身が
当たり前の人の愛し方さえ、本当は忘れ去っていた
この事実はデッカイみたいです(笑)

この男の愛って、いったい何をさして言ってるのかしらね・・・？(笑)


これって作り話や漫画みたいだけど・・・
私がこういったあと・・・

夫の目から、泉が再び湧き出しました　（ちょっと遅いわね・・・）

そして、夫の口から、初めて
自分の方からいいだす、言い訳でもゴマすりでも
ましてや問題を解決したいがための形式的謝罪でもない
本当の謝罪が出てきました

「君を鬱にしたのは、間違いなく俺でした。
　恨まれても当然だね。本当にごめんなさい」

私が村八分にされていたときは
実はまだ睡眠障害くらいしか出ておらず
心療内科でも　『環境適応障害』　ということで軽い安定剤を飲んで
まだ会社には行けていたのです
そういう日の中で、問題をなお起こし続ける夫と大喧嘩になったとき・・・

『いちいち俺に言わないで、
　黙って病院に行けばいいだろう！！』

村八分に、夫は加担したのです
最後と頼みの綱だったはずの夫の言葉がトドメとなり
私は、次の朝まったく体が動かさえない大鬱になっていたのでした
「たすけて！」と手をさし出した私を、奈落の底に蹴り落としたのは
まぎれもなく、夫だったのです

しかも、私ひとりで、もう崖の上までもうちょっとのところまで
ロッククライミングしちゃってます(笑)
お前の助けなんか、今更ｲﾗﾈｰﾖ！ヽ(`Д´)ﾉって感じですww



泉が元に戻って、やっと気がついたんだって・・・

なぜだか、記憶から抜けてたし
自分がしたことの意味がわからなかったんだって・・・


私はもう自力で助かりそうなので、いまさらどうこう思えないけれど
胸のつかえくらいはとれました
お前の手なんか今更借りるか！
どうぞ、どこぞのモノ好きさんとお幸せに～(-o-)／って感じですw

ただ、皮肉なことに、この心境こそが
嫁から妻へのステップなんだろうと、気づいているのも事実です
本当に、今後は私の意思なんでしょうね～

今の心境だと、私のご健勝と私の御多幸を祈るだけですけどwww