好きなパンと、おばあとの思い出
- カテゴリ:グルメ
- 2012/04/14 21:53:28
おばあの家へ遊びに行った。
八歳のボクはお腹を空かしていた。
「おばあ、何かおくれよう」
「ほれ、これにいちごジャムちゅうんか?これでも塗って食べい」
そう言われて…いちごジャムを塗って食べ始めた。
食パンはどこにでもある食パンで・・・140円と書かれてあった。
値段を眺めていたら・・・おばあが日記を読み出した。
○月×日・・・よくわからん日じゃった。
何となくじゃが・・・じいさんと、さよならすると、感じながら目をつぶったじいさんに声をかけた。
あんたにいてほしい。
あんたに会えてよかった。
あいしている
そうつぶやく。何年も見てきた顔なのに・・・と、思う。いまさら何を眺めておるんじゃろともな・・・。
わたしゃ、言葉を繰り返した。
かつ・・・付けたした。
今日、あんたが亡くなることも許してやんよ
ありがとうっとは、さすがに言えないけど・・・感謝してるよ・・・。
そこで涙があふれた。我慢してたんだよ。
でもダメだったさー。
聴こえるはずの無いじいさんの声が・・・胸に響いた。
「そう泣くでねぇ。わしゃ、おんしに出逢えてしあわせじゃった」
「と、言う声が聴こえたんじゃ。おまんにもその力がいってしまった・・・その力、他人のためさ使え・・・自分のために使っても、聴こえんぞ。それだけじゃ」
その時食べたトーストが、特別うまかったわけじゃなかった。
何気にすごいことを告白されたような気もしながら涙隠して、おばあに背を向けて食べたしょっぱい味が忘れられなくて・・・食パンをただ食べることがある。
いちごジャム無くても・・・食パンをただ食べる。
何もつけず。
焼かずにw。
それを見たら大抵の人は「変人」とボクのことを言う。
あはは。
変人かもねw
あい
安心するなあ。ありがとう。
すごく感性が豊かで、まっすぐで温かい人だと思います
おばあちゃんの思いを小さいのに受け取ったんだね。
ひかるもね、リルルさんに似てるとこあるんだ
おばあちゃんは、リルルさんにまっすぐな思いを聞いてもらえて、幸せだったと思う
ひかるもね、聴くのがお仕事だけど、リルルさんみたいに
人の話をまっすぐ聞いていきたいと思いました。
ありがとう。聞くことの大事さを教えてくれて。
食パンは なんもつけんでもウマいよっ♬
それを変人ってゆうんは おかしいよねぇ(´ー`)
言いたいヤツには言わせとけばいいよっ(*´艸`)
力は要らない
でも
力ある者には
責任がある。
そう僕は思います。
自分の縁と
掌で触れる世界を
良くして行きたいですね。
他人を癒す力をおばあちゃんから、もらったんだね☆
リリルさんは優しい人、めんどくさいるかから逃げないから。
いつもありがとうwるかが今度は癒せたらいいなぁwwなぁんて笑無理なきが。
でもなんかあったら、話を聞かせてねw