Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


観覧車の下にいたのは君だった。ボクだった。


二次作品です。作者には説明不足ですが、了解をとりました。なので、作者さまが、気にいらなければ削除しますのでご了承ください。


タイトル:観覧車の下にいたのは、君だった。ボクだった

ボクは観覧車が大好きだ。

観覧車から、見下ろす海や山や街並みがきれいで、いつもデートは遊園地にしている。

そこから見える場所にどういうわけか・・・元カノの姿が見えた。

それも今回が初めてじゃない。

どうして・・・毎回いるんだ・・・

心に何か槍が突き刺さった。

二つ年下の彼女と付き合い始めて3年目を迎える日・・・

ボクは元カノを部屋に招きいれてしまった

何かが壊れた音がした。

その音を聞きながら、ボクは慣れない手つきでミルクティーを入れた。

ソファに座り、向かい合って、ボクは聞いた。

「観覧車からいつも見える場所にいたのはどうして?」

「迷惑だってわかっていた。ただ見守りたかったの・・・」

そう言って元カノはティーカップを置いて出て行った。

・・・・・・。

旅行の本に、花柄のハンカチ。

それも元カノのものだとわかった・・・一体彼女は何を想像して旅行の本を握っていたんだろう

その本には手垢がいっぱいだった。

花柄のハンカチは濡れていた。

片付けることができなかった。

今の彼女「みずき」に気づかれた・・・壊れる音はたしかに刻まれた。

縁を切ることができなかった・・・。

それでもボクはけじめをつけるためにこう言った。

「元カノはね、寄りを戻そうっていってるんだ」

「話し合いをしたいみたいだから、今度の日曜日開けといて」

ボクはなんて残酷なことを言ってしまったんだ・・・と、思った。

それでもみずきは、「平気な振り」をして言った。

「はい。わかった。私は、大丈夫だよ」

それだけ言うと出て行った。

次の日曜日、喫茶店で始まった。

「あの、別れてくれませんか?」

軽い自己紹介のあと、元カノは、いきなり切り出した。

みずきは

「別れたくないんです・・・」と、泣き出した。

「もういいです・・・」そう言って、雨の中、元カノは、店を飛び出していく。。。

ボクは、追いかけて行った。。。そして、店の前で元カノを抱きしめたんだ。

心は決まっていた。



元カノを送ってきて,ボクはみずきの前に座った。

「みずき。ごめんね。俺、」って言って涙があふれた。

どうしようもない奴だった・・・。

「ゆうき。もういいよ。別れようか?今までありがとう」

そう言って、みずきは店を出た。

外は雨が降っていた。

ボクはどうしようもない・・・それでも、それでも救われたい

・・・・・・。

ボクはそれから一ヶ月後、元カノと観覧車に乗った。

下を見た。そこにはしあわせそうに歩くみずきがいた。

となりにいる男性はやさしそうな感じに見える・・・。

よく見ると・・・知っている奴だった。

みずきのことを「元カノ」のように遠くからじぃーっと眺めていた奴だ。

旅行の本を持って、いつもこの観覧車を眺めていた奴だ。

そしてボクの親友だった・・・。

はは・・・あいつ、みずきが好きだったのかよ

心は何故か嬉しくなった。

「何を見ているの?」と、元カノは聞いてくる

「昔の君さ・・・そして今のボク自身かな」

「あなたの親友・・・いつも見てた・・・相談にも乗ってくれたのよ。お互い馬鹿だなwwって言われたわ」

「はは・・・でも、その「馬鹿」をボクは選んだし、愛したい」

「ばーか」

それが日曜日の午後のことだった。

ボクの心には青い鳥がやってきた。

ボクはしあわせです

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2012/07/19 23:42
気づいてきたけど、お部屋にいませんでした。

ごめんなさい。

そして。。。いつもありがとう(*^。^*)

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2012/07/12 22:56
リルルちゃんは、やさしいですね

許します。。そうつぶやいたよ。

ありがとね(*^^)vおやすみなさい。

いい夢見てね
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2012/07/10 20:36
あい^^
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2012/07/09 23:52
リルルちゃんたら(*^^)v

なるほどね。

うんうん。そっかあ。男心を書いてくれてありがとう。

ミズキは、ひかるなのw

幸せにしてくれて嬉しい(*^^)v

ありがとね。

すてきなお話だね。




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