～～～～～～プロローグ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　ここはどこだ。俺は誰なんだ。何がどうなっているんだ。
何故俺は、全てを、思い出せなくなているんだ。

　　　　　　　　　　　おかしい。

全てがおかしい
何故俺は、今ベットに縛り付けられていて、何故動きを封じられているんだ？
誰か助けてくれ。誰か・・・？誰か・・！？そうだ。羅愛羅は？どうなったんだ？
・・・ん？羅愛羅？羅愛羅って誰だ？。

思い出そうとすると、頭痛がする。吐き気を伴い、今なら死ねるかもしれない。

羅愛羅、らあら、羅愛羅、RAARA、ラアラ、羅愛羅ーーーーーーーーーー！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あぁ
さっきから頭の中を渦巻いている「羅愛羅」の文字と、激しい吐き気と記憶の破片
今、俺はどうなっているんだ！？
もうすぐ死ぬのか！？
分けわかんねぇよ！！なぁ、おい！教えてくれよ、知ってるんだろ？

叫べば叫ぶほど、俺の意識は低下していく。朦朧とする意識の中で俺は、
　　　　　　　　　　　「羅愛羅」を見た気がした。

それが誰なのかも、ましてやそこに人がいたのかさえも、誰も、俺さえも、知る芳がなかった。
～～～～～～終り～～～↓第一話～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　午前７時を指す目覚まし時計は、朝から躊躇することもなくけたたましく鳴り響いている。全くうるさいな。一体何処の家から聞こえて来るのか。・・・・・あぁ、ウチん家だ
その迷惑な目覚まし時計は俺の住処、つまり俺の部屋のベットの上から聞こえてくる。
今鳴っているということは、その時間より早く起きた、ということになる。
と、いうか俺は目覚ましをセットした覚えはない。俺はこんな、「早く起きれて偉いねー」といってもらうためだけに開発されたような機械が、小学校の頃から嫌いだ。
大体、俺は寝坊なんてことをしたことは、ただの一度もない。親に起こしてもらったことも。
親は朝早くからいなくなっちまうしな。後で、母に近所迷惑だ、なんて言ってみよう。
　無糖の珈琲で、即席「ラピュタ飯」を、流しこむ。半熟卵が、パンの上から滴り落ちそうになる。
Yシャツを汚す訳にはいかないから、気をつけて頬張る。現在、８時１３分。ニュースは既に、他の番組へ変わっている。パンを珈琲で流し込んで、洗面台へ向かう。
毎朝立っているアホ毛を、更にアホっぽくして黒縁のメガネを掛ける。アニメに出てくるような人を想像してくれると、分かりやすいかと思う。そして朝の日課、鏡に向かって最高の笑顔を作ると、「行ってきます」と鏡の自分に伝え、カバンを持ちそのまま家を出る。
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家を出てすぐに目に飛び込んできたのは、幼馴染の、不動峰　羅愛羅。幼稚園からの腐れ縁で、泣き虫で、甘えん坊でー・・・俺の彼女なわけであった。成り行きとは言いがたい、かなりベタな告白に、小６の羅愛羅は大号泣してたっけ。今はお互い高校二年生で、
あれからもう、五年も経っちゃったな。
「どーしたの？戀君。朝から浮かない顔してるー？朝ごはんは食べましたかぁ？」
ハイ食べました。昔っからコイツは俺のお母さんみたいな奴だったな。
「うん、食べたよ。浮かない顔・・・？あぁ、夢見が悪かったんだ。今朝」
鏡で練習した最高の笑みは、ここに全部、むけられる。偽りのない、笑み。
「んー？どんな夢ぇ・・？」
「えー・・っと、」
口ごもる必要なんてないのに、なんか言い出しにくい。
「俺が、記憶という記憶を全て忘れて、でも羅愛羅の名前だけは忘れていなくてって話」
「ふーん。そうかそうか。そんなんじゃ、今日の確認テストは赤点決定だねｗ」
口調をガラっと変え、いつもの強気な羅愛羅に変わる。長く続いたほうだよ、今日は。
そして忘れていた確認テストの実態を公に晒す。勉強なんか、なくなればいいのに。
小学生に戻りたい気もする。中学生でもいいかもしれない。・・・あ、やっぱ小学生がいいな。学校につくまで、俺は死にそうになっていた。いいよな、生まれながらの秀才は。
羅愛羅は、勉強の辛さを分かっていない。とりあえず、教室行ったら少しといえど、気休め程度だけれど、勉強しよう。クラス一の秀才、羅愛羅様に教えて貰えると良いんだけどなぁ。
いいいいいいいやあああああΣ(´∀｀；)あああああああああああああああああああああああ
いいいいちゎがをわりぢゃないんだな。ままま、まだ続くんだな。
観づらかったらすみません・・・
良かったら、タイトルと感想を待っています！！
次は確認テストと、戀の部屋でのアクシデントです。
内容的には、まだまだ終わりそうもありませんｗｗｗ
ついでに、ラブコメじゃなくて、怖い系です。どちらかと言うと。

宜しくお願いします！！！！！！！！！( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ