でもこいつの性格からして、勉強を教えるってことは出来ないだろう。
うん。勉強は、諦めよう。
「ホラ、羅愛羅。こんなに世界が青く見えるよ」。
「・・・現実逃避も大概にしとけよ」
あぁ天国のお母さん、聞きました？羅愛羅ったらこんなにお口の悪い子になっちゃって。
イヤ、お母さん死んでないけど！。そんな理由で嘆いてる俺を横目に、羅愛羅は、
「あ、ねぇ。明日土曜日でしょ？久々に戀君ん家、行っても良い？」
って、クルッと一回転をして、いつもは見せない満面の笑顔を君は見せた。
涙なんて引っ込んじゃったよ、あはは。
茶髪のロングが似あってます。なんて、しんでも言えないなｗ
さーて今日も一日がんばりますか！なんて、軽く伸びをして考える。
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　　　　　　　　　いや、俺が思うに、学校って寝るためにあるんじゃね？

なんて、中学校の俺はよく言ったもんだ。　　　
時間が立つのは早いさ。さっき登校したと思ったら、もう下校してんじゃん。
ああ、明日なんて来ないでほしいな、とか言ったらころされそうだな。
ああああああああ時間が経つのってほんとはやいよね～ええええええええ。
一話終了～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　朝だ。明るいし、鳥も鳴いている。詳しく言うと雀と、セミが。セミって鳥じゃないよね？
何時に来るんだろう。親は今日休みって言ってたけれど、気になる。
とりあえず、階段を１段ずつ降りてみる。玄関を覗いて、靴はー・・無いようだ。朝って俺、意外に低血圧なんだよねぇ。ふらつくその足で、居間に向かう。飛び込んできたのは、親父とお袋。それに正座している羅愛羅（？）が見受けられる。なんだろう、ここはどこだろう。うん、お袋は朝ごはんを作ってる。いつも通り・・・なのかな？親父は、新聞を読んでいる。至って普通だ。
多分。でわ、このちょっとアレな頭で考えよう。さっき靴を　俺確認したよな？あったか？ないよな！？ないんだよ！！！靴がー！てな時に、
「どうだったー？『ピーーーーーーー』お母さんの自信作ー！」
なんてのんきな声が聞こえてきて、「あぁ、朝ごはん食ってんだな」なんてちょっと羨ましくなったりしてみて。ん？今、ピーって聞こえた気がするんだけれども。まあいい。母親の手料理を朝から食えるなんて、小学校以来ねぇぜ、おい。なんて思ったけれど、ゲテモノよりはマシだ。とりあえず、顔でも洗って静かに上に避難しようかな。着替えなきゃならないし。こんなカッコじゃ羅愛羅に合わせる顔がないｗｗｗ。そんな時、
「ぁ、ちょっと戀ー！起きてんのー？早く来なさいーらぁちゃん待ってるわよー」
なんて、母ちゃんに言われちゃって
「んぁ、ちょっと待ってー！今着替えてるトコー」
と答えてみたりする。会話なんか久しぶりだ。
俺は、「羅愛羅ー！俺の部屋に来てくれー」と、あとから付け足す。
「分かった」と聞こえるまでに、そんなに時間は掛からなかった。
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俺はいつものラフな感じの服に、紫のパーカー（薄手の半袖、チェック入）に家での必須アイテム、ヘッドホンを首から下げ、普通のジーンズに素足といった、非常にラフな格好で羅愛羅の前に出ようとしている。勿論、メガネはかけてるよ。
「羅愛羅？なんかちょっと早くない？別に良いんだけど。」
「そぉかな？普通に出たんだけどなー？」
お前の普通は一体何時なんだ。
「そういえば、さっき母さんが朝飯作ってるように見えたんだが？」
「いんにゃ？朝飯には程遠い『何か』なら頂いたがね」





ごめん。あとで書くね
また見てちょ☆