"あの唄は　もう聴けないよ"




君と過ごした　冬というたったひとつの季節
いつも君と会うときは　雪が積もっていたね

小さな小さな思い出だけど　
大切だと　忘れたくないと　戻りたいと
今でも懐かしむ記憶には　君が必ず居る

君が好きだ　と言っていたもの
今は私も好きになってるんだよ

ねぇ、知ってる？

あの唄　もう聴けないんだ

こわくて　怖くて　恐くて
好きだから　好きだから　大好きだから
あの唄も…　君も…

だから　聴けないよ　

心のどこか　胸が締め付けられるんだ
君のこと　思い出しちゃいそうになるから


でもね　本当につらくなったときは
あの唄を聴いて　君を思い出してる

そのときだけは　泣いちゃってるよ
これだけは　やっぱり　我慢できないよ


だって　君を忘れられない証拠　そのものだから


あの時は　後悔の塊を心に植え込んでた
自分のこと　どうしても許せなかったよ

だけど　今は　後悔の塊が心から抜けそうなんだ
自分のこと　少し許しはじめたんだよ


君が誰を信じて生きているかは　私にはわからないけど
君がちょっとでも　あの日より笑えてるなら
それでいい　私はそれだけでいいよ


でも…やっぱり本当のこと言うね

できることなら　もういちど　君の傍で　隣で　私も一緒に笑いたいよ


また、またいつかね。

　



"…君を思い出してしまうから"













コレは友詩ってことでｗｗ