Nicotto Town



冷 第二話 双子

 「鏡の双子・・・?」

 彼女の頭には、?が浮かんでいた。そこへ
 キーンコーンカーンコーン
チャイムの音。先生は早口で
「はい、今から教室に戻ります。まだ本借りてない人は、急いで借りる用に」
と言った。
「やばい。早く借りないと」
 いそいであの詩集にハンコを貰い、教室に戻った日光は、授業中でも  『鏡の双子』の事が気になってた。
 帰ってからもそのことしか考えておらず、その言葉の意味を探していた。
「お姉ちゃん」
 どこからか声がする。 
「だれ?」
 日光は一人っ子だ。妹も弟もいない。
「お姉ちゃんっ!!」
 さっきより大きな声。
振り向くとクローゼットについてる鏡の中、日光の像が、笑って手を振っていた。

アバター
2013/01/11 01:09
鏡のむこうに見知らぬ妹…
アバター
2012/12/09 17:19
鏡から……!!

ファンタジックですね♪



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.