Nicotto Town



ポジティブに考えて、悪い結果になって落ちこむより、ネガティブに考えて予想よりずっと上にいって嬉しくなるほうがよくない?

冷 第13話 賢さ

「…結局、聞けませんでしたね。禁断の方法。」お花は残念そうに言った。「でもいいヒントはもらったわ」日光はにっこりと笑った「不意打ちでしたっけ。でも月光は用心深いし・・・」「そうね、どうしよう・・・」日光たちは悩んだ。すると「ねぇ日光」部屋に日光が入って来た。「何?月光」「あのねえ今度お...

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冷 第12話 降臨

お花はそう言うと立ち去った。日光には1年もたった気がした…がじつはほんの30分だった。「あーもーかったるーい」そんな声がしたあと、黒い羽、短めの黒髪の堕天使がおりてきた。そのあとお花も走って来た。「で、用件は何?」カシュは冷たく言い放った。「えっと、禁断の脱出方法を教えてほしいんですが...

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冷 第11話 堕天使

「え、今なんて・・・」「禁断の脱出方法を聞いています」日光は優しくそれでいてきっぱりと言った・・・・・・長い沈黙そのあとやっとお花は答えた「分かりま・・・せん」「そっか・・・」日光が脱出をあきらめようとした時「あーそれならカシュが知ってると思うよ」どこかで気配が言った。「三郎!!」お花が叫んだ。弟か...

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冷 第十話 江戸っ子

「ちょっまずおちついてくださいっ」その日光の声が響くと気配たちは静まった「・・・まず、代表者1人、名前といつ頃ここに来たのか教えてください」カランコロンカランコロン・・・げたを履いている、気配からして小さな子のようだ。「私の名はお花といいます。1633年にここに来ました。6歳です」江戸初期に来たのか...

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冷 第九話 気配

「言ったじゃん。知らないって」「そっか。そうだよね・・・」日光はガッカリした。「あ、来てるよ。」「え、なっなにが」「気配たちが」そう言って月光は行ってしまった。「気配たちが・・・来る・・・」日光は自分の膝がガクガク言っているのがわかった。「・・・て」声が聞こえる。しかし日光は後ろを振り向けなかった。...

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