Nicotto Town



冷 第九話 気配

「言ったじゃん。知らないって」

「そっか。そうだよね・・・」
日光はガッカリした。
「あ、来てるよ。」
「え、なっなにが」
「気配たちが」
そう言って月光は行ってしまった。
「気配たちが・・・来る・・・」
日光は自分の膝がガクガク言っているのがわかった。
「・・・て」
声が聞こえる。しかし日光は後ろを振り向けなかった。
「・・・してよ」
ちがう声がする。
その後わらわらと気配たちが押し寄せてきた。
「出してぇ」
「おねがいだ。出してくれ」
「ママ、パパ、助けて よぉ」
大人、子供、女の子、男の子、たくさんの気配が来た
中には泣き出す子もいた。

アバター
2013/01/11 01:16
幽霊の用の者たち
入れ替えで閉じ込められた者たちかな
アバター
2012/12/19 21:36
1話から読みました^^

どうなっちゃうんでしょう! 気になります~。



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