冷 第四話 握手
- カテゴリ:自作小説
- 2012/12/12 16:19:23
「できないよぉ。あなた鏡の中なんだから」
日光は当然という顔で月光を見た。
月光は、え?と言う顔で、
「何いってんの?鏡に手をつけるだけよ」
おそるおそる、鏡に手をつけた。
すかさず月光も手をつける。
すると、鏡の中に日光の手が入ってしまった。
「えぇぇぇぇ 」
動揺する日光の手を月光が握る。
キィーーーン
「いたっ」
頭痛が走り、日光は倒れた。
「ありがとう。おねえ・・・」
日光の耳にはそこまでしか聞こえなかった。
4話も読ませていただきました。
私も、こんな感じに書きたいな~