Nicotto Town



夏にオススメの怖い本

今週のお題は怖かったことですか~。
人生カテゴリというより、書籍カテゴリに分類されそうですが、私が読んで怖かった本についてご紹介したいと思います。

・平山夢明 『他人事』、『
独白するユニバーサル横メルカトル』など
この人の書いた本をなんの予備知識もなく読めば、あまりにも衝撃的でグロテスクな人の闇に、悪夢にうなされること間違いなしです。平山夢明とは、そういう作家です。
紙の上に吐き出されたものは、理不尽かつ不条理な悪意と暴力。
日常生活の中で、周りの人に嫌気がさした時に読むのがオススメです。破壊的な気持ちに思う存分ひたれます。

・三津田信三 『赫眼』、『厭魅の如き憑くもの』など
この人は文章力と構成力がかなり高い作家さんです。緻密な計算の上に成り立った、上質の怪奇文学が楽しめます。内容とは無関係ですが、表紙の絵が妖しげで好きです。興味のある方は、イメージ検索でもしてみてくださいな。

大海赫 『ビビを見た!』、『メキメキえんぴつ』など
タイトルからわかるとおり、児童文学です。しかしその内容は幻想的というよりも、悪夢的な世界観で構成されています。作者さんが挿し絵も描いているのですが、点描や版画を思わせる画風はどこか不気味な風采を放っています……。児童書ということもあり、手に取った子どもたちに多くのトラウマを植えつけた、通称「トラウマ絵本」です。

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2013/08/14 20:14
ラムセス2世さん、コメントありがとうございます。
そうですか~、ラムセス2世さんほどの読書家でも苦手なジャンルはあるものなんですね。
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2013/08/12 18:33
う、、、

怪奇系は苦手なのでこの手の本はうちには無いんですよね~(^-^;
書店も通常は全エリア回遊しますが、
この季節は回遊しない(できない)エリアがあります><

と、トラウマ絵本・・・児童書でいいんだろうか・・・





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