少し危険領域・・・
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- 2014/04/18 11:18:58
「火力頼み、危うい」 関電・九電は東電から異例の融通
2014.4.17 23:30 (1/2ページ)[エネルギー]
経済産業省が開いた有識者委員会「電力需給検証小委員会」=17日午前、東京・霞ヶ関の経産省(三塚聖平)
今夏の厳しい電力需給見通しは、「火力発電頼みの危うさ」(大手電力幹部)を改めて浮き彫りにした。特に関西電力と九州電力は、電源周波数の異なる東京電力からの融通によって、何とか「予備率3%」を確保できるという、まさに綱渡りの状況だ。原子力発電所の安全審査が遅れる中、財界からはいらだちの声が上がっている。
電力各社は電力需給の逼迫(ひっぱく)時には互いに電力を融通することを決めているが、東西で周波数が異なるため、通常は東日本同士、西日本同士で融通し合う。
しかし、九州、四国、中国3社に電力を販売する電源開発(Jパワー)の松浦火力発電所2号機(長崎県)が、定期検査中のタービン破損事故で今夏中の再稼働が難しくなり、100万キロワット分が失われる。
この結果、西日本各社の予備率見通しが悪化。関電と九電は予備率3%を下回るため、東日本の電力会社からの融通を含めた需給見通しを初めてつくった。
東電は8月、周波数変換設備を経由して計58万キロワット(関電38万キロワット、九電20万キロワット)を融通する。
以上 記事 参照
現場で流通の作業をしている以上 危険度が高まっていると 思います。
そう言われるとそうなのかな?
今後も突発の事故が起こらないとは限りませんしねーー;
こうなってくると、太陽光とか風力とか波力とか、
新しいエネルギーに期待しないと・・・
それから、電力を使いすぎてる今の暮らしも
見直さなきゃですね
最終的に ごみが 処理できないのは致命的です。 運用コスト(燃料対発電比)は、抜群ですが
発電した後のごみ処理・発電所の解体という面では 莫大の金額がかかります。
マニュアルどおりの運転をしていると、危険な事はないのですが、突発の事故では未知数のリスクが生じます。
今年の夏が昨年どおりの暑い夏になると 電力量が不安定になる可能性が大きいですね。
原子力発電所って、そんなに「悪」なの?
もちろん、福島の事故は大変だと思うし、
被害にあわれた方、今も現場で頑張ってる方々には
頭が下がりますが・・・
でも、何が何でも危険だから再稼働しちゃダメ?
本当にそうなのかな??
真夏の暑い最中に、供給量不足で突然停電したら
どうなるの?
ましてや、今や亜熱帯にも負けないくらいの暑さの
関西(とくに大阪で!)
だって、フル稼働してる発電所だって、オーバーワークで
ダウンしないとも限らないし・・・
休止した火力発電所や廃止した火力発電所をリプレイスして 急遽 発電しているケースもあるようです。
燃料転換による 発電効率を上げて 稼動している ユニットもあります。
姫路から岡山までLNGのパイプが つながりましたが コストが合わず 水島からの
燃料供給になっていると 日本経済新聞の記事に載っていました。
50-60ヘルツの周波数変換が 増設されたおかげで 東日本の電気も 融通できる量が
増えました。 あとは 甲需要期に向けての 火力発電所の ボイラータービンの
トラブルがない事を 願います。
順次点検も必要だし、今回のような故障、くらげがつまる等のトラブル、いろいろ考えると例年以上に節電が必要となりそうです。