今日もボクは冥福を祈る
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/04/19 01:35:22
桜の葉が小川へ落ちていく。
咲きて散り行く。
時として海の大蛇は何万の命を飲み込んでいく。
消えて行った命。
消された命の恨みは消えたりしない。
それは経験と体験が教えてくれる。
小さくも、大きくもならない。
実はそうなんだ。
小さくも、大きくもならないモノなんだ。
恨みとはそういうモノ。
それを表現していたら世界と地球を滅ぼしても足りないかもしれない。
いや、足りないんだよ。
大切な事は自分の恨みの大きさをそのまま受け止める。
ああ、あの事件で自分はこんなにも恨みを抱いてしまったんだ。
悲しかったね。つらかったね。
全てを呪ってやりたいね。
そんなあなたがいてもいい。
ボクの恨みは世界を飲み込む。
だけど、そんなボクにも声無き声たちは囁く。
ワタシたちの冥福を祈っておくれ。
ワタシたちがあなたを生かすから。
涙無しには聞けぬ言霊たち。
今日もボクは冥福を祈る。
>全てを呪ってやりたいね。
わたしも、こういう自分がいましたね。
そうやって生まれてきた、わたし。もう半分、人間ではないようにも感じます。
でも、こうした私を、ありのまま受け止めてくれる人を、さがしてみようと思います。
リルルさん、いつも、ありがとう^^
リルルさん、ありがとう。
あなたは御自分が癒しを求めているうちに
ほかの魂を癒すちからを手に入れた
得難いヒーラーなのだとわたしは思います。