Nicotto Town



処女作(無題)第1話 ~美夕バージョン~

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はじめに


この物語は お友達のひかるちゃんから3人でお話を作りたいと
提案を受けて始まったものです。

ひかるちゃんのお友達の黒蜜さん そして私。

この3人でお話を作っていきます。

1人1話お話を作り 前の人から引き継いで
次の人に繋げるという方法でお話を進めて
3人で1つのお話を完成させようということになりました。

まずは私から。

トップバッターの私のお話を読んで、
次のひかるちゃんが続きを作成します。
そして それを引き継いで黒蜜さんが最後。

さぁ どんなお話が出来上がるでしょうか?

このお話の題名は 最後にリーダーのひかるちゃんが
つけてくれるので それまでは名無しのお話になります。

最初に断っておきますが お話を作るなんてことは
初心者の私。

初めて書く文章なので 拙い文章だと思いますが
ど素人の処女作ということで 温かい目で見守って下さいませ。

では お話の始まり始まり~


。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。


1話 「出逢い」     美夕作

出会いというのは とても不思議なものです。
生まれてきて初めて出会ったのは そう お母さんです。

お母さんとの出会いから 人間は一生のうちに
沢山の出会いを経験していきます。

出会いには 素敵な出会いだけとは限りません。
中には 思い出したくない出会いも時にはあるでしょう。

このお話は 偶然素敵な出会いをした3人の女の子のお話です。


その日は それはそれは暑い夏の日のことでした。

小鳥たちもあまりの暑さに お日様から逃げるように
森の木陰に隠れています。

近頃 森の動物たちの間である噂が囁かれていました。

それは 森のずーっと外れにある海に
ピンクのクジラがやってくるというのです。

そして そのピンクのクジラを見たものは
幸せになるというのです。

そこに一人の女の子がやってきました。
女の子の名前は 「ちびうさ ひかる」
ちびうさは いつも一人ぼっちでした。

寂しんぼうのちびうさは 愛してくれる人が欲しいと思い
願いを叶えてくれるというピンククジラにお願いしようと
海までやってきました。

恥ずかしがり屋のちびうさでしたが 
途中で森の動物たちに道を聞きながら
やっと海までたどり着きました。

海を見回してみても まだピンククジラの姿は見えませんでしたが
海の中で泳いでる1人の女の子を見つけました。

その女の子はとても綺麗で キラキラ光っているように見えました。
あまりにも綺麗なので ちびうさは つい声をかけてしまいました。

人見知りのちびうさから声をかけるということがなかったのに
自然と声が出ていたのです。

「あのぉ・・・」

突然声をかけられて ハッと驚いたように振り向いたその女の子は
やはりとても綺麗でしたが 目から涙がこぼれ落ちていました。

ちびうさは見てはいけないものを見てしまったと思い
「あ・・・」と言ったきり 声が出ませんでした。

すると その女の子はそんなちびうさを見て
「あ、ごめんね」とにっこり笑顔を見せてくれました。

その優しい笑顔にちびうさもにっこり笑顔になり
2人で顔を見合わせて笑っていました。

ちびうさが ふと目をその女の子の足元に目をやると
足が水の中でキラキラ光ってました。

「うわぁ~ 足がキラキラしてきれいー」と
ちびうさが思わず叫ぶと その女の子は
「これのこと?」と足をひょいと上げてくれました。

すると そこには水しぶきと太陽に照らされて
キラキラ輝く足。。。ではなくお魚のしっぽでした。

「えーーー?」 ちびうさは目を真ん丸くして女の子を見つめると 
女の子は大きな口を開けて「あはは」と笑いながら
「そう 私は人魚なの。そして私の名前は黒蜜。よろしくね」と
ちびうさに右手を差し出しました。

ちびうさはちょっぴり照れくさそうに右手を出すと
黒蜜姫はにっこり笑いながらちびうさの右手を
両手でしっかり包み込みました。

ちびうさは その温かい手に包まれてすごく幸せな気分になりました。

実は黒蜜姫もピンククジラに願い事があって来ていたのです。
その願い事は 海の中にはお友達はいるけれど
地上の人とも仲良く出来るお友達が欲しいと思っていたのです。

2人がそんなお願い事の話をしていると
ふと 視線を感じ ヤシの木のほうに目を向けました。

すると 1人の女の子がヤシの木の影から
目をうるうるさせてじーっとこちらをみているではありませんか。

ちびうさと黒蜜姫はお互いを見つめて小さく頷き
「こんにちはー」とその女の子に声をかけてみました。

その女の子は「はっ!」と驚いたようでしたが
蚊の鳴くような小さな声で「こ・・・ん・・・に・・・ち・・・は・・・」と言いました。

「私の名前はちびうさよ。そして彼女の名前は黒蜜姫よ。
私たち たった今ここで偶然知り合ったの。
あなたのお名前教えてくれる?」と
恥ずかしがり屋だったはずのちびうさは
満面の笑みでその女の子に話しかけました。

その女の子は木の陰から姿を現し にっこり笑って
「私の名前は美夕です」とご挨拶して2人のほうへかけてきました。

・・・でも 転びました。

美夕と名乗った女の子は となりの国のお姫様でした。
悪い魔女にお父さんお母さんを殺されてしまい
外にも出ずにいつも一人ぼっちで暮らしていました。
やはり美夕姫も願い事を叶えてもらおうと
ピンククジラに会いに来たのです。

3人は それぞれが寂しい思いを抱えながら生きてきたことがわかり
「自分だけが寂しかったわけじゃなかったんだ」と気付きました。

そして3人は ピンククジラに会ったら何をお願いするか
ちょっぴり恥ずかしそうに話しました。

ちびうさの願いは 「私のことを心から愛してくれる人が現れますように」
黒蜜姫の願いは 「地上でも歩けるようになって素敵な王子様に出会えますように」
美夕姫の願いは 「一人ぼっちの私に心から話せる友達が出来ますように」

ちょっと照れくさそうな3人が顔を見合わせて微笑んでいると

ざっぱ~~~ん!!!

大きな音に驚いた3人が海の方を見てみると
噂通りのピンクの大きなクジラが
ちょうど3人の前に顔を出しました。

突然のピンククジラの出現に 声も出ずに
3人はポッカリ口を開け 目がまん丸に・・・
ハッと我に返ったちびうさが 「あっ みんなお願いを忘れてるよ!」と言うと
黒蜜姫と美夕姫も 慌てて目をギュッとつぶりながら
それぞれ 心の中でピンククジラにお願いをしました。

無心にお願いをして 目を開けてみると
そこにはもうピンククジラの姿はありませんでした。

それでも3人は言葉もなく しばらく海を眺めていました。

どれほどの時が経ったでしょう。

気付くと3人の目にはキラキラ光るものが流れていました。
でも その涙は決して悲しくて泣いているものではありません。
自然に流れてきたその涙は 今までの悲しみが涙と一緒に
流れていったかのように 心がすっきりしていたのです。

さて 3人の物語はここから始まります。
どんなお話かは・・・お楽しみに♡


。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。


あとがき


私の初めて書いたお話はいかがだったでしょうか?^^;
長いお話を最後まで読んで下さいまして
ありがとうございます。

ん~自分でも良いのか悪いのかさえよくわかっていませんが
無い頭を振り絞って書き上げました。

私の拙い文章は きっと後の2人が
上手にフォローしてくれると思います。

第2話が発表された際には 皆さんにまたお知らせしますので
それまでしばらくお待ち下さい^^

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2014/09/24 21:42
Tokuchaさん

お褒めいただいて光栄です(。◠‿◠。)
ましてや ウルウルまでしていただけたなんて
こっちまでウルウルしてしまいます(´;ω;`)

「出会い」って 出会っても縁がなく疎遠になることも多いのに
男女関係なく 偶然出会ってお互いが惹かれあい
そこから絆が生まれるって本当に素敵なことですよね。

リアでもニコタでも 男女ともせっかく出会えたご縁を
大切に温めていきたいと思っています^^

えっと・・・ミスキャストって誰のことかな???(((‥ )( ‥)))
そんな人は・・・(・_・ ) ( ・_・)_・ ) ( ・ いないね~^m^


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2014/09/24 16:52
(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ 良く出来ました^^
ちょっとミスキャストが有るような気もするけれど \(・_\)その話は (/_・)/こっちに置いといて

良い出会い方って一生記憶の中に残るよねd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ
この物語の中には皆に対する美夕さんの思いや
こうなって欲しいって言う願望が詰まっていて
最後までウルウルしながら読ませて貰いましたよ (⌒-⌒)ニコニコ...

いつまでも周りの人への気遣いが出来る心優しい実夕さんでいてくださいね^^

ひかちゃ~~~ん! 次の第2話、楽しみにしてますよ~~~~
あ!プレッシャー掛けちゃった?(*⌒▽⌒*)テヘ♪

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2014/09/23 22:52
蘭丸さん

わっふー\(^o^)/
褒めてくれたありがと~\(^o^)/
すご~く嬉しいです^^

文才は(ヾノ・∀・`)ナイナイ
読むのは大好きだけどね~^^
蘭丸さんがそんなに褒めてくれたら
また無い頭を振り絞りたくなっちゃう~\(^o^)/

そういう蘭丸さんも文才ありますよ~^^
ブログ読んでると上手だな~って思うもん^^
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2014/09/23 22:48
ちびうさひかちゃん

恋の物語でもいいですよ~^^
なんとか私のフォローをお願いします(^。^;)

ひかちゃんの魔法がビビビってきましたw
二人の絆は切れることはないでしょう~(*≧m≦*)

ひかちゃん るかちんに会えるように頑張るね~"(≧∇≦)b"

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2014/09/23 21:47
とても可愛らしくて心がぽかぽかしてきましたw
美夕さん時々、登場する詩を読ませてもらっているけれど、
文章能力絶対にありますよ!!
絵本作家になれる素質ありますよ!!
また物語作って欲しいなw
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2014/09/23 21:34
みゆたん

今度はひかるの、恋の物語でいいのかな?

リアルに書いてみようかな-w

みゆたんが大好きだよ

魔法をかけます♪

みゆたんとひかるの絆がずっと続きますように


仲間に会わせたいから-w

静岡に遊びに来てね♪

るかをたのみます。

ひかる☆
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2014/09/23 20:51
ゆりゆりちゃん

いつもありがとうー(。◠‿◠。)
お話を作るのは難しかったけど楽しかったよ^^
続きが完成したらお知らせするから
楽しみにお待ち下さいませ~^^


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2014/09/23 20:39
ちびうさひかちゃん

ありがと~^^
無い頭を振り絞って書いてみたけど大丈夫かな?^^;

出会い編ということだったので 駆け足でまとめてみました。
細かい描写など うまく伝わっているか不安もあるけど
このフォローは次のひかちゃんでお願いします^^;
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2014/09/23 20:30
逢良部 優さん

あははw
そうきましたか?ww

そかそか。 そういう優さんはきっと 
下ネタや官能小説しか読んでないんだなぁ~ww

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2014/09/22 21:16
こんばんは
最初のニコタウンの写真とせっとなので、ピンククジラのイメージがちゃんと湧きました
絵本のようなお話ですね
登場人物か三人の方の名前をそれぞれ持っているのも
とっても興味が湧きます♪
続きは、方の所になるのかな。
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2014/09/22 17:15
ありがとうb


素敵なお話しだねヾ(@~▽~@)ノ

女友達が出来るとお花が咲いたような気持ちになるの

色んな悲しみも辛さも乗り越えて生きるような、お花が咲いたような気持ちになります


大好きなみゆちゃん。黒ちゃんw

出会いが素敵過ぎて。。。ひかるは。。。最後の恋に繋げれるのかなあwwww



みゆちゃん忙しいのに。。。こんな素敵な話をプレゼントしてくれてありがとうb


ちびうさ役。。。ひかる★★
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2014/09/22 12:31
ん??下ネタか??官能か?


( ´艸`)ムププ
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2014/09/21 23:02
黒蜜姫・・・あっ黒蜜さん

ありがとうございます;ω;

拙い私の処女作にこんなに温かい感想を書いて下さって
感激で涙が・・・(இдஇ`。)

いや~お話を作るのはホントに難しくて難しくて・・・ 
アップするまでにだいぶ時間がかかってしまってすみませんでした <(_ _)> 

勝手に登場人物を作って丸投げしたので あとのひかちゃんや黒蜜さんが
私以上に大変だと思いますが よろしくお願いします(^。^;)
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2014/09/21 22:58
美夕さんのお話だあ~!待ってた!

想像していた通り、やさしくて、読む人のことを考えた分かりやすい語り口の文章ですね。
お話もふんわりと温かいやさしい気持ちで満ちていて、
まるで耳元で美夕さんが語ってくれてるようだと思いながら、大事に読ませて頂きました。

お話、拙くなんてないですよ~。
シンプルによくまとまっていると思いました。
キャラクターの描き方もうまいな~って思いましたよ~。

ちびうさが登場するシーンでは、ぴょこぴょこと出てくる可愛らしい女の子の姿が目に浮かぶようだし、
きれいな女の子として描いてくださった私は神秘的で…
そして何より、ドジっこ美夕姫の可愛らしいことといったらw

三人三様でキャラが立っていて、どの子も応援したくなりました。
これから三人がどうなっていくのか、楽しみです。
ステキなお話をありがとうございました^^
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2014/09/21 22:49
夢戲さん

ありがとうございます^^

3話しかないので 一気に3人を登場させて紹介しちゃいました^^;
ひかちゃんの気遣いで 初めて作る私がトップバッターで助かりました^^;
勝手に続きを振る形なので あとの2人に申し訳なく思いながらも
丸投げですw
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2014/09/21 22:46
次の展開が 楽しみですね

いきなり 3人を登場させようとして
話が 早かったかもね・・・


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2014/09/21 22:41
Tokuchaさん

ありがとうございます\(^o^)/

うぅ・・・初めて書いたのでお手柔らかに・・・(^。^;)
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2014/09/21 22:39
\(*^▽^*)ノ ハーーイ 楽しみに待ってますね d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ

今日は時間が無いから後でゆっくり読ませて貰って
シッカリ論評させて貰いますね ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪






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