Nicotto Town


風の中あいつらは死ぬまで立ち続ける


家族の笑い種

 前回のお題「レジャー」と合わせて思い出したこと。

 保育園の頃、親が仙台ハイランドに連れて行ってくれて、そのまま、作並温泉のホテルに泊まることになりました。

 今もしっかりと覚えている、作並温泉にそびえたつは「グリーングリーンホテル」
 周囲が「旅館」ばっかりな中で、異質を放つ、完全洋風ホテル(だよね?)
 
 海に行くにも民宿などにしか泊まった事のなかった私たち兄弟は、受付ロビーの洗練された(?)空気や、カーペット張りの床、屋内プールに浮かぶ海賊船に大興奮。

 通された部屋は(一応和洋折衷でしたが)お風呂がトイレとバスタブが一緒になっているし、中でも特に私たち兄弟の心を射止めたのが、「ベッド」

 生家は純和風な作りで、茶の間のコタツでご飯を食べるという、大変おーるうぇーぃずな家。
 友達の家で垣間見るベッドや、二段ベットに憧れていた私たちは、今夜はこっちで寝る~と、二つしかないベットにきゃっきゃっと飛び乗ります。

 両親もそんなわが子達に苦笑しつつ、和室に布団を敷いてもらってそこに眠ることにし、私と兄は念願のベッドで眠ることになりました。
 
 さてさて

 うちの親はあまり旅行をしたことのない人で、新婚旅行も熱海温泉で旅館という、今時質素な人達です。

 はい、ここ重要です。覚えておきましょう。



 その夜の事です。私はどうしても眠れなかったんです。

 普段と違う部屋のせい? 慣れない枕のせい? 旅行で興奮しているから? どこか具合が悪くなった?





 いいえ違います。ただ単に寝苦しかったのです。



 ぴっちりとした布団が体を圧迫して、寝返りを打つことも出来ずに、苦しくて眠れないんです。



 ぴっちりと、ええ、ぴっちりと・・・












 ビジネスホテルとかに泊まった事のある人ならわかりますよね。







 ベットメイクをしましたと言う証(なのか?)に、一番上にひときわ大きなシーツをかけて、それをマットレスの間に挟みこんで、ベットを「ぴっちり」とキレイに包みますよね。




 泊まる人は、それをぐいぐいと引っ張って外して、それからベッドに入りますよね。



 それを、当時保育園(兄は小学生)の私が知るはずもなく、そして親にもその知識がなかった!!



 園児の力ではめくりあげることも出来ないほどの掛け布団を、母もいぶかしんではいたんですが、知識がなかったのでこういうものなのかと強引に納得すると、無理やりこじ開けた隙間に私を押し込み、じゃあお休みと、電気を消してくれちゃったんですね・・・・・(涙)


 ここで寝ると頑張った手前、眠れない~なんて根を上げることも出来ない、変に意固地な私は、浅い眠りに何度も目覚めては、早く朝が来ることを願いましたとさ。


 いまだに家族の笑い種です。兄もどうしても眠れず、閉口したと後になってから打ち明けてくれました。


 馬鹿でしたね~ww

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2008/12/23 03:08
はじめてビジネスホテルに泊まったときはたしかに『なんじゃこりゃ?』って思ったよねぇw

もちろんシーツやらなんやらひっぺがしたけどねw
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2008/12/22 23:14
分かる、分かる。
ワタシは今でも同じことやって朝方風邪気味やもん。
だいたい仕事先のホテルでは眠れねぇっつーの。
しかしワタシは大人、ひかるさんは子供、どうなってんの???
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2008/12/22 21:50
ボクも寝ようとするたびに、程よくゆるませよーとして、
四苦八苦しております、未だに。
ホテルは空調がよくきくからむずかしんです。
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2008/12/22 21:36
あっは~w
わかる^^僕はライヴ観に行くのに、仙台のビジネスホテルに
5,6回泊まったけど、ベッドはぴっちりしてるね~
さすがに大人なんで、1回目で動きづらって思って、シーツをズリズリ引き出したけどねw
なんであんなぴっちりするんだろうか^^;



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