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ウイルス戦争 神は死んだ


技術者不足でベトナムのオフショア開発がブーム

http://news.mynavi.jp/articles/2015/05/22/seta-international_seminar/
記事の内容によると
「コンピュータ技術者が不足しているので外国の企業に仕事を依頼すれば良い」というよくある人手不足ニュース。

ここで気になる言葉「オフショア」。
オフショアの説明らしき文章は 「オフショア開発先といえば以前は中国が中心だった」 という一文のみ。
ちょっと待ってくださいよ。
この記事は「オフショア」という言葉はすでに日本人なら常識ですが、という前提で書かれている。
私はこの記事でオフショアを始めて知ったのだけど、恐らく日本人の大半がオフショアについて知らないだろう。
ゲーム雑誌などで頻繁に目にする「ローンチ」(新商品)という言葉も耳障りだが、記事を翻訳している人間が無能なのか知らないが、外国の言葉を知ってて当然という前提で書かれると読んでいる方は意味が分からずイライラーとするだろう。
外来語を当然のように使える自分はインテリなんですよと言わんばかりに政治家や専門家がテレビで横文字を連発するが意味が分からない聞き手としては「何を言っていやがる」と不快な思いをする。
ルー大柴「マイドリームをギブアップしなければフォーエバーヤング」
日本人なんだから日本語で会話しようよ。
毎日がエブリデーである。

さて、オフショア開発とは「ソフトウェア開発を海外のソフトウェアベンダや子会社に委託すること」だそうです。
プログラム作成は手間がかかって儲けが少ないから面倒な仕事は外国にマル投げという、誰でも考えそうな楽な方法。
面倒なプログラム、テストの類は外人が苦労して仕事すればいいという元受企業の勝手な論理。
元々日本の下請けソフト会社は安い単価で面倒な仕事を引き受ける、元受企業にとっては都合のよい存在だった。
それでも外国の方が人件費が安いというので、システム開発業務まで外国企業にやらせようという日本の大会社のやり方は批判されるべきだろう。
果たして外国企業に日本のシステム作りができるのだろうか、とちょっと疑問。
それでもインドやベトナムの優秀な企業が日本のシステム開発をやっているのだから、実際に可能なのだろう。




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