Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


SF惑星から来た男

面白そうなB級SF映画はあるかなぁーと検索していたけどB級SF映画は予算がないからショボイ話になりがち、と誰かが書いていた。
それはそうだなぁ。
SF作品ならばSF的な小道具が必要なのだけど
http://ssm2438.exblog.jp/13541203/
B級映画 サイボーグ という作品などは酷いものでサイボーグらしいシーンは皆無だった。
「この女の体内に重要な情報が隠されているから、味方の施設まで護衛する」という内容の作品なんだけどSF的なのはストーリーだけで映像では一切、SF特撮の類はなかったように思う。

もっとショボイB級映画 SF惑星から来た男 という題名だったと思うのだけど、検索しても出てこない。
指輪型タイムマシンを持った男(宇宙人)が人類の歴史を未来に移動しながら観察する、という内容の映画。
宇宙人だからUFOのシーンがあっても良さそうなものだけど、そんな場面は無い。
宇宙人だと言いながら、地球人と全く同じ服や顔。
当然言語や肌の色も地球人そのもの。
要するにそこら辺に居た役者をそのまま撮影しただけ。
さて問題の自称宇宙人は地球の政治、歴史、文化を観察する目的で飛来したと思われるけど最初の時代は中世だったらしい。
ここで中世の町並みが出てくれば映像の説得力が増したと思うけど、実際の撮影は終始砂浜で行われる。
脇役の服が中世の服だから「今は中世の時代だ」と観客が察して上げなければならない。
そこで「怪しい奴だな」という訳で自称宇宙人は木に吊るされて、張り付けの刑になる。
すかさず自称宇宙人は指輪のタイムマシン(小さくて映像では見えない)を回転させて時間を飛ばす。
見事、張り付けから脱出すると、砂浜で出会った人と会話したりしながら、また未来にタイムトラベル。
とうとう現代になってからようやく自称宇宙人は街に出て人類の文明が栄えているところを観察。
さらに未来に行くと、そこはジャングル。
なんとアメリカが内戦状態になっている、という設定。

結局、この映画で出てきたSF小道具は小さくて見えない指輪一個だけだった。
まったく酷いSF映画もあったもんだ。




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