Nicotto Town



忙中閑ありへたれあり 農家の性(サガ)


苛烈な戦いの末、束の間の平和をもぎ取った猫目では在りますが、一通りの整理が済み一旦家に戻る事と成りました

週末の土日のみ滞在し平日は家で安息の日々を送っていましたが、旦那は草刈りやら
村の用事もあって2日、3日に一度は留守番がてら実家に泊まり、朝帰ってきて朝食を食べ
弁当を持って会社に出勤しておりました(歩いて5分の出勤時間が1時間にw)

4月も終わりに差しかかった頃、帰れるうちに一度家に帰ってみますかと先生からの進言があり、
急遽ゴールデンウイークを利用しての義母の里帰りが決まりました
日にちが余りなく右往左往しながら、介護ベットの手配や部屋の準備(義母の部屋にベットは入りません)を整えました

2泊3日の短い滞在では在りましたが、久しぶりの我が家は大層嬉しかった様です
ベットの上からアレ持ってきてソレこうしてと色々指令が飛び、皆 『はいはい』と傅く家令の如く甘やかしておりました

再び、義母が病院へ戻った後、猫目家はまた、てんてこ舞いな日々が訪れるので在ります

実家は米を作って居ります
といっても、専業農家では在りません 自分たちの食べる分と親戚や特に頼まれて分けている分を除いて
余りを農協に出荷していますが、肥料やら苗代を払ったらほぼプラマイゼロw

6月に入ると田植えです しかも、5月中旬 苗がやって来るのです
苗箱に入った苗はまだ小さく、2、3週間毎日朝昼晩と水を掛けて田植えのサイズまで育てるのです
今までは義母がやっていた水やりを今度は自分たちでやらねばなりません
と、云うことで猫目は病院通いと同時に水やり出勤もすることとなったのです

しかし、実家の問題はそれだけでは無いのです
恐ろしい事に、この時点でこの家の便所は外付けのポッチャン便所だったのです
あえてトイレ、お手洗い、と申しません
床に空いた穴に便器だけ置いた様なものは便所としか言いようが無い(;´Д`)

昔の田んぼをしている農家は一々家の中まで入らずに済むように外に便所が有るのです
さて、ここで夏場の便所の入り方を書いてみたいと思います

用意するもの
 噴霧式殺虫剤
 竹ぼうき

便所の扉を開け、中に30秒ほど殺虫剤を噴射する
扉を閉めて1分ほど待ち、蚊を殲滅する
扉を開け竹ぼうきを万遍なく薙ぎ払い一夜で出来た蜘蛛の巣をとりはらう

もっと早くちゃんとしたトイレを設えればいいのに、のんびり者の旦那は中々動こうとはせず
ましてや家に年寄りがいると家の改装とは中々捗らない物であります
(やれ、方角が悪い 日にちが悪い 部屋の間取りを変えるに渋る)

しかし、母親の余命宣告を受け旦那に火が付きました
やがて訪れるその日に参ってくれる高齢の親戚の方々に殺虫剤シュー 竹ぼうきバサーは流石にさせられません
そして、時間は限られる

かくして、育苗と同時に『実家トイレ設営計画』が始動したのであります

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2016/08/11 07:31
その光景が目に写るようですwお義母さまはそこで生活なさっていたわけですよね・・・
さぞ不便だったでしょうに・・・

次々難問出まくりですね(・´з`・)
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2016/08/09 23:24
お疲れ様でした(*´_`*)ハァ
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2016/08/09 23:16
うちの実家にも外便所ありまする
もちろんボットンです
蜘蛛が大の苦手なので
回りを見ないように下を向いて入ります
すると、落下地点にウジさんたちが見えます
恐怖しかありません
今は家の中に水洗トイレがあるので大丈夫です
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2016/08/09 21:49
すごぃ。未知の世界だわ。。おつかれさまです。




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