ジャンヌダルクと前世の自分
- カテゴリ:日記
- 2016/10/12 00:39:43
ちょっといっちゃってるブログを書きます。
600年ほど前の前世のお話です。
ボクは飢えていました。
親とは死別れたようです。
マッチ売りの少女のように街の中を彷徨い歩き、
ただどういうわけか。
ボクは教会のドアの前で寝ころんだんです。
すると教会のドアは鍵がかかっていなくて。
教会の中へ。
金髪の女の子でした。
そこでボクは。いえ、私は。リリィは・・・
修道女として生活する事を許されました。
ある程度、神学を学び、歌も歌え出した頃・・・
と、言っても2年ほどしか経っていません。
教会に助けてもらったのが6歳の時。
8歳の時にドンレミ村というジャンヌダルクの生まれた村へ行きました。
ジャンヌと呼ばれる事は無く、彼女はラピュセルと呼ばれていました。
ラピュセル(乙女)というあだ名です。
私、リリィも彼女をラピュセルと呼びました。
あとモリス。ちょっと臆病な女の子とも友達になりました。
皆さんも知っているとは思いますが・・・私たちの村は戦争に巻き込まれて行くのです。
戦争に巻き込まれる前にラピュセルは不思議な体験をしたと・・・喜んでいました。ただ彼女の笑顔が印象的でした。
今の私にとってはそれだけの事です。
私はそれからしばらくしてドンレミ村を離れる事になりました。
その頃にはジャンヌこと、ラピュセルはオレルアンへ入っていました。
モリスとはこの別れが最後でした。
私は元いた教会で勤めを果たしながら・・・ブルコーニュ公という公爵が・・・孤児院を作りたいという手紙を私どもの教会に送られてきました。
私は自ら手を挙げて・・・異国の地へ行く事にしました。
私が長い旅の末、辿り着いた場所で・・・公開処刑が行われていました。
私は気にも止めませんでした。
その日、無事着いた事をブルコーニュ公に挨拶して帰ろうとしていると。
「神様ー神様ー神様ー」と、叫ぶ声を聴きました。
どこか聞き覚えのある声でした。
ラピュセル?まさかね。ここは異国の土地。
あの子は今ごろ、シャルル7世と一緒にフランスに・・・。
「神様ー神様ー神様ー」またその声は聴こえてきました。
「異国の魔女、観念しろ!往生際が悪いぞ」
・・・うそでしょ。
私は目が合ってしまいました。
その異国の魔女と呼ばれたラピュセルと。
「ラピュセル!」と、私は叫びました。
ラピュセルはとても驚いた顔をしていました。
そして突然、涙を流しだしたのです。
そのあと、目をつぶり・・・「すべてをゆだねます」
彼女はそうつぶやきました。
声は聴こえませんでした。
口の動きを私は読めたのです。
8歳の頃から13歳ぐらいまで一緒に遊んだ友人の口の動きを。
その台詞は二人で「よくわからない」
どうして「すべてをゆだねるのか」と、議論していたからかもしれません。
神にすべてをゆだねます。
聖書に書かれていたこの言葉。
そう、熱く語っていた私とラピュセル。
何度も見た彼女の口癖。
口の動き。
だからわかったのかもしれません。
私も泣いていました。
まさか異国の土地で彼女に出会うなんて。
彼女は窒息によって死にました。そのあと、裸を晒されていよいよ焼かれました。
私はその一部始終を全部見ていました。
彼女は魔女なんかじゃない。
どんなに変わってもラピュセルはラピュセルよ。
そう心の中で叫びました。
すると・・・「わたしがあなたを守るから」と、ラピュセルの声を再び聴きました。
ああ、彼女はラピュセルは聖霊になった。
そう思いました。
私は孤児院を営むための準備を始めました。
聖霊になったラピュセルに多少嫉妬しながら。
双子の子を雇いました。
他にもいろんな人を雇ったり、大きくなった子が働いてくれたり・・・
そう私の孤児院はうまくいっていました。
後継者にも恵まれて・・・私は息を引き取ろうとしていて・・・
それが60歳だったのか、70歳だったのかわかりません。
もしかしたら50歳だったかもしれません。
私は死の前にして大きな狼を見ました。
赤い目をした魔王。
氷を操るフェンリル。
私は世界に捨てられた・・・
その憎しみ・・・。
そんな憎しみの深い私はラピュセルに導かれたのか・・・どういうわけか。
この日本という国に生まれ変わりました。
男の子でした。
ただ・・・生まれてすぐに殺されました。
名前も何もわかりません。
ただ母親の悲しい声と顔だけが見えました。
静御前・・・死んでから調べた事ですが・・・そういう名前だったそうです。
そのあと、ラピュセルと一緒に生まれ変わりました。
細川ガラシャとその召使い。
私?私はもちろん、召使いの方です。
その話はまた今度にさせてくださいませ。
それでは皆様ごきげんよう。
あーやばい、やばい。久しぶりに入れ替わりを体験しました。
こんちは、リリル・ガランドです。
今、男です。
上記の文章はボクであってボクじゃないリリィが書いています。
特に内容に関しては全く信じる必要はないでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
>それは記憶としてあるのですか?
記憶というよりは・・・授かる・・・
それは何か大切な箱の中に入っていて。
開き方はわからなくて・・・正直、死んだら見に行こうぐらいにしか考えていなかった。
そういうものですね。それが何かのきっかけで授けられる。
赤子ですぐに殺された前世の記憶などは・・・自分の自惚れを正すために授かりました。
ただ前世の自分と入れ替わるという経験は今までにも何度かあり。
入れ替わると・・・自分の知らない前世を教えてくれたりもします。
今回でしたら・・・細川ガラシャの召使いであり、友人、もちろん女性ですw
この前世をリルル・ガランドは知りません。
ただ細川ガラシャさんはすごく大好きでした。自叙伝を読んだり、細川ガラシャさんが出演するゲームを買ったりして遊んだり、ドキュメンタリー番組を偶然見れたりと、ご縁はあるようです。
話がそれました。
前世の記憶を思い出すのは・・・心を自由にするためでしょう。
えめるさんの心の自由に少しでも貢献できた事をこちらこそうれしく思いました。
ありがとうです。
魂は何百年も、何千年も、もしかしたら何億年も?
旅をしているのかも…
果てしない気分になれました。ありがとう。
この短い一生の中の小さなことにこだわって疲れても
この人生がうまくいかずに打ちひしがれて終わったとしても
そういうこともあったなって思う魂側の意識を思えば
最後はどんなであろうと死ぬだけだもんなって、
そしてまた次の一生が始まるんだろうって……
心が少し自由になれました。ありがとう。
あい