あの日
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/03/10 21:55:54
逃げ惑う人々を追って濁流が大地を舐めていく
あらゆる人が造ったものが
波間で砕かれ、押し流され
水を嫌う火焔さえ海水に加担した
何も覚えられない
記憶には眠りが必要だと
誰かが言っていたのを思い出す
けれど眠りは人々の中に落ちていかない
蘇ってくるものは
深い底から突き上げてくる
大地の揺ればかりだ
服を汚した小さい子が泣きながら歩いて来る
泣かないでお家にお帰り!
今日という日はすべてこれで終わったんだ!
波が去ると海の方から
漆黒の闇と
海底のような沈黙がやってきた
濡れた体をどうしたのか
覚えている人はいない
春は怖気づいて近づくのをやめた
それでも人々は振り返って
何を記憶しようとしたのだろうか
揺れる大地に
雪が降りしきったことを
だれが覚えているのだろうか
コメントありがとう!
昔々うさぎを飼っていました。小学生の頃かな!
今でもよく覚えているけど、定番のにんじんやキャベツはよく食べたけどレタスは食べなかったよ!
それ知ってた?うちの子だけの特徴か、うさぎ一般の性質かわからないけど・・・(≧▽≦)
3・11日本人は少しずつ劣化していて、他人を思いやることがだんだんできなくなりつつあるのかもしれないね!政治家も公務員も一般の人たちも・・・でもそうでない人たちもいっぱいいるから頑張ろうという気持ちを忘れないようにしていきたいよね! 年齢も知らずため口ですみません!(^^♪
ブログ広場から訪問しました。
いまだ避難暮らしの人が居る現実。
>皆が協力し復興しようと努力するのが当然と考えていたことと今の現実との乖離に驚くばかり。
本当に、そう思います。
特に、計画停電のとき、町は暗く寒い中、電気のない生活がどんなに大変か思い知らされた。地震だけの被害じゃなく、福島原発問題まで発生し、後から思えばいい加減な東電と原子力行政の杜撰さに驚くばかりだった。
あれから6年もたつのにいまだに問題は山積み、さらに差別やいじめまで起こるとは・・・
皆が協力し復興しようと努力するのが当然と考えていたことと今の現実との乖離に驚くばかり。
だんだん風化していく自分たちの記憶に、これではいけないと思うけど・・・
自分たちが被災してないとやはりどこか他人事のように感じられる・・・
いじめをする人たちを簡単に批判はできるけど何もできない、しない自分も反省しないとって思う
今日でした。
3.11が近づくとあちこちで当時の映像が流される。
離れた場所で暮らしていると、
普段は忘れている事が蘇って言葉を失う!
あの時から人々は心休まる事もなく、
少しの希望を頼りに暮らしているのだろうか?
無くならない偏見、いじめ・・・
どうしてそんな事が出来るのだろう(>_<)
平穏な暮らしを切に祈ります☆