今週末に放送されるクリスティの名作「そして誰もいなくなった」の日本版。

絶海の孤島に集められた八人の招待客と使用人二人の計十人。
ところが、彼らを招待した筈のオーナーは現れず、
代わりに十人の過去の殺人を告発する声が流れたのでした。

そして嵐の中、マザーグースの歌詞通りに
次々と殺されていく招待客達というストーリーなんですが、
この島の異変が発覚した時、十人全員が殺されてしまい、
島には誰もいなくなっていたのでした。

警察は頭を抱えています、島に居たのは十人、
なのに全員が殺されて犯人が見あたらないのですから。

結局原作では真犯人の残した告白書が出て来て真相解明となるのですが
このドラマでは刑事が島に乗り込み
捜査して真相に辿り着くという仕立てになっているようです。
どう推理して真相を暴くのか、脚本が「長坂秀佳」とあるので楽しみですわ。
いつぞやの「オリエント急行」みたいな感じになるのでしょうかね？

それから、十人の招待客の一人である
元判事役の渡瀬恒彦さんが先日逝去されました。
もう夜明けさんやおみやさんが見られないのかと思うと残念です、
謹んでご冥福をお祈りします。