HDDのデータ復旧作業
- カテゴリ:パソコン/インターネット
 - 2017/04/16 10:59:01
 
http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog_pic/a7_blog_2017-03-13_pic01.jpg
     http://www.databrain.co.jp/a/a7_blog.html
     
     パソコンのHDDが壊れたのでデータ復旧作業をするというブログだが
     国内業者が諦めた復旧作業を依頼人自身が修理するという無茶な話。
     アメリカの業者に同型HDDを発注したところ、届かないので英語でのメールで催促等をしてようやくHDDを入手。
     そのHDDから基盤を取り外して、故障したHDDの基盤と交換する事で修理できた、という内容だが
     現実にはこの修理方法で上手く直らない場合がある。
     同じHDDでも生産時期が違う関係で違う基盤、ファームウェアの更新などで条件が異なる製品かも知れない。
     工場で1年生産している間に部品が変更された可能性がある。
     つまり同じ型番の製品だとしても、まったく同じ基盤を使っているという保証はない。
     このブログでは、基盤交換でHDDが復活して助かった、という話だったがついていたのだろう。
     
     よもや修理したHDDをそのまま使い続けているのではあるまいな。
     故障の原因が基盤だとしても修理したHDDが、何年も稼働する保証などない。
     まともな技術者ならば、早々に新しいHDDへデータ等を移して、HDDごと交換するはずだが。
     
     基盤が壊れていたのだから
     「冷房が効いていない暑い環境下で継続使用したことによって、基盤上の集積回路や電子部品が損傷」
     したのではないかと推測するブログ作者。
     例えば夏場、締め切った室内で無人だからと冷房も入れずパソコンだけ一日中稼働させていた場合、極めて劣悪な環境だと言わねばならないだろう。
     パソコンが使用できる環境は温度 5 ∼ 35℃、最適温度は15℃~25℃
       暑い部屋でいくら扇風機を回してもパソコンの冷却にはあまり効果がないのだから、暑苦しいなと思ったら素直に冷房を入れるべきだろう。
 省エネなどと言いヴァカな会社が社員にクーラーを使わせない話をよく聞くがパソコンが壊れなければ、分からない経営者がどこにでも居るものだ。
       
       大抵のパソコンが冷却には無頓着な設計をされているが、特にノートパソコンなどは冷房が効いた部屋で使うべきだろう。
       デスクトップパソコンにしてもHDDの冷却など全く考慮されていない。
 マニア向けパソコンならHDDの冷却にも気を使っているが、大半のデスクトップパソコンはHDDなんて風を当てる必要ないよと言わんばかりの設計だ。
     使用環境:温度 5 ∼       35℃ と書いておけば、暑さで壊れても冷房しない利用者が悪いとメーカーは言うだろう。
       パソコンメーカーも結構、いい加減なものだ。
		


























パソコンは寒くても動作不良を起こすから、温度変化が激しい地域は大の苦手。