法定速度とタートル ～なぜかと違和感～
- カテゴリ：自作小説
- 2018/03/23 01:20:47
最近僕たちは、早とちりしすぎ。そうカメから言われた気がした。
いろんな未来があるけど、自分の中の法定速度があるような気がしてきた。いやな人生になるかもしれないけど、うれしい人生になるかもしれない。僕は、きっとまだつかめていない力が法定速度の、理由になると思った。カメみたいに、うまくいかないことも、うまくいったことも、すごく法定速度が訳になると思う。違和感は気にしなくてもいいから、かめみたいに寝る！そしたら違和感は直せるとおもう。
だからカメは早とちりしすぎというのだろうか―。
カメが楽しそうなリズムで寝ていた。やはりここは静かにしたほうがいいとおもった。電車のうたた寝を繰り返したようなリズムでねていた。ぼくは、世界記録なんか作らずに、未来の法定速度が転げ落ちないように、寝るという気持ちが、カメも同じきもちとおもった。
あしたも法定速度にそって―。
