Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


宇宙につながろう


地球よりも大きい黒き狼。

大きなお口を開けて

パクリと地球を食べた。

だが、如来の手の平よりも

黒き狼は小さかった。

今、黒き狼のお腹には「地球」がある。

そう、すべてがある。

ありのままで完全なのだ。

ボクたちは。

わたしたちは至福なる存在。

そこに波長を合わせる。

その言葉は人間の脳には分からないかもしれない。

いや、分からない。

「ありがとう」

そう唱えてみよう。

「感謝します」

そうつぶやいてみよう。

絶望していて、それどころじゃない?

だったら。

あえてそこにとどまり

虚無を味わう。

空虚さを味わう。

逃げ出したいのもわかる。

それを「渇き」と勘違いしているから。

認められたい、褒めてほしい

そう言った「渇き」だと。

その逃げ出したい場所であえて

立ち止まる。

虚無を味わう。

「何にも無い」

そこを味わう。

味わってみる。

穴は穴のままでよかったと。

味わってみる。

「何も無い」

否定してきた「空っぽ」を認めてみる。

闇がいとおしくなるまで。

黒は黒のままでいい。

白になろうとしたり

青の方がいいと言ってみたり

赤になるのも違う。

黄色はカッコイイと言ってみたり

緑は落ち着いていていいよなって嘆いてみたり

紫は高貴でいいよなぁってうらやんでみたり

そういう無駄な努力もしたからわかるかもしれない。

そういう努力は報われないし、救われない。

黒は黒として輝いてこそ、美しい。

黒き狼は地球を食べた。

今、胃袋の中にすべてがある

地球を食べて、至福を感じている。

如来の手の上に、黒き狼はいる。

ありのままで完全であると、ほほえまれている。

その如来を死の天使と呼んでいる。

ホントはやさしい場所。

ホントはね。

あい




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