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G-Tune、脅威の水冷ゲーミングPC
G-Tuneはかねてより独創的な発想の元、凄いパソコンを販売してきた企業だが、今回のパソコンには驚いた。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1152570.html
価格:339,800円(税別)~ という価格設定も驚きだが、CPUの放熱を行っているラジエータをパソコンの吸気側に設置。
このためパソコン内部はCPUの熱で暖まったヌルイ空気が取り込まれ、結果的にビデオカードとマザーボードの冷却を妨げる。
こういった効率の悪い設計は小型PCケースを水冷化した時に度々見られる。

https://www.sycom.co.jp/bto/Hydro/
PCケースが大きければ、CPUとビデオカードを個別の水冷装置で冷却し、熱排気はPCケース外に出す事ができる。

https://btopc.jp/select/air-or-water-cooling-pc-2015.html
CPUとビデオカードを一個の水冷装置で冷却した無茶な設計を見た時、G-Tuneの独創的な発想に戦慄を覚える。

G-Tuneは水冷化さえすれば大丈夫という感じで5年間は使えるだろうと豪語する。
5年というのは保障期間ではなく、恐らくそれぐらいは使える、という意味なので心もとない。
G-Tuneの紹介をしていた店員がYOUTUBE動画で
「前のパソコンが壊れたので、この製品に買いなおしました」などと言っていたが
冷却不足のG-Tuneパソコンが壊れたからと、またG-Tuneのパソコンを買っていたら その製品も2年程度で壊れそうな気がする。
電子部品は高温の環境で長時間使用する事で寿命を著しく縮めるが、G-Tuneは冷却に無頓着だ。

昔、ソニーがアメリカにラジオを輸出していたが、その輸送船はパナマ運河を通過していた。
このためソニーのラジオは赤道付近を通過する際にコンテナの中で高温にさらされ、電子部品が破壊された。
アメリカで販売される頃には不良品の山だった。
このため日本製品は不良品ばっかりという評判がアメリカ中に広まったという。
ソニーは高温に耐えられる単価の高い電子部品をラジオに使わざるを得なくなった。

しかし、そうなるとG-Tuneのパソコン部品はどの程度の高温に耐えられるだろう。
真夏にクーラーなしでゲーミングパソコンを動かしたら内部の温度がどうなるのか、ぜひ測定したいものだ。




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