Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


語り


何も浮かばない。

消える。

「死」を身近に感じる場。

アビスの底。

怖くて、寒い場。

そこにジャックオーランタンが灯(あかり)を持ってやって来た。

何やら歌を歌っている。

「ロールパンはおいしい」
また意味不明な事をつぶやいている。

かぼちゃの仮面を外したら、それはボク自身だった。

今度は鎌を持って踊ろうか。

そう誰かに問いかける。

誰もいない暗闇の中で。

血の涙を流しても。

誰も答えてくれない。

なのに。

小さな音がする。

コンコンって。

入ってますかー。

「開けますよー」って。

地面が割れた。

金色の小麦畑だろうか。

やさしい匂い。

やさしい音。

やさしい波動。

そう、何度生まれ変わっても

原色の黒(ノワール)であるわれわれが

決して読み違える事のなき、波動。

割れた地面の先にあったのは

最後の神さまの手の平だった。

不思議と

この夢を何度も、何度も見る。

200回以上見ている。

どこかで教わったわけでも無い。

地獄で迷ったら???

もしも頂上に辿り着きたいなら???


いちばん下へ行きな

そこにすべてがある

至福がある。

ありのままで完全なんだよって認めてくれる

死の天使にして、王の中の王。

闇の支配者。

神の代理。

最後の神さま

あいしています。
ありがとう。
ごめんなさい。
許してください。

あなたの聞きたかった言葉はどれですか。

あいしています。
ありがとう。
ごめんなさい。
許してください。

あなたの魂の中心につながる言葉はどれですか。

あいしています。
ありがとう。
ごめんなさい。
許してください。

あなたの心をあたためてくれる言葉はどれですか。

あなたに幸あれ、富あれ。

あい
明日は消防団の出事があるので、これで寝ます




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