Nicotto Town



待降節が始まりました!

クリスマスに向けて第1日目

もらったステキコーデ♪:190

日本はキリスト教国ではないのに、大々的にクリスマスを祝うという面白い国ですよね。

これは、日本人がお祭り好きだからだ、と言う人もいます。
まあ、神道というものが、そもそも「神さまはなんでも神さま」なんですよねえ。
アニミズムともちょっと違うのは、「人」も神として祀られるというところにあるわけで、
だからこそ近年ですと、乃木将軍や東郷提督なども神として祀られてたりするわけです。

偉大なものや素晴らしいものであればなんでも祀るし、
お祭りは大々的に楽しむ。
別に意味などはわからなくてもおっけー、いぇーい。

なので、クリスマスだろうがハロウィンだろうが元の形とはだいぶ違ってしまいます。
まあそれをいえば、仏教などもそうですけどね。

とはいえ、キリスト教徒にとっては、12月1日から待降節というものに入っているのです。
英語なら Advent です。
アドベント・カレンダーなんてものがおしゃれだとかで、書店なんかに売っていたりもすrみたいですねえ。

待降節とは、降誕祭つまりクリスマスを待つ期間、という意味です。
(用語は宗派によってちょっと違う事があります)。

第1日は「主日」といいまして、
えれぇ大昔にイザヤという預言者が、
「見ていなさい待っていなさい、今に救世主が現れるだろう」
と預言した、というイザヤ書にちなみます。

つまり、クリスマスにお生まれになるであろうイエス・キリスト(メシア)を今から待つぞ-!(おー!)
と、いうことです。

だけどイザヤってほんとにめっちゃ昔の人です。
どんだけ長くユダヤ人がメシアを待っていたか……忍耐強すぎる。
あ、どれくらい昔かといいますと、
ユダヤ王国も後半くらいの人なので、西暦でいって紀元前8~9世紀くらい?
西暦は当然イエスが生まれたのが「紀元」ですから。
ほらねー。あい譚でも800年くらい待っていたわけですよ。
どんだけ。

まあそこまで忍耐強くは待てないですが、
一ヶ月くらいは待てますよね、ということで、
12月1日~24日が待降節。
一ヶ月かけて、救世主を迎える心の準備をしましょうねー、という事です。

なんだかそんな事をいうと、「潔斎期間」のようですが、
まあぶっちゃけ……一ヶ月かけてお祝いの機運をもりあげるぞー!(おー!)
……ということですw

アドベント・カレンダーも、普通はツリーやクリスマスパーティーの絵の、
あちこちのちっちゃな窓を開いていくと、
ひとつずつオーナメントなでおが表れるというものなんです。
立体のツリーバージョンのものもあります。
楽しそうでしょう?

最近は日本のパン屋さんですら売られている「シュトーレン」も、この期間中に薄く切って食べていくもので、これはドイツのお菓子ですね。
似たようなものが、ヨーロッパ各地に色々とあります。
イギリスでなら、フルーツケーキで、ラム酒漬のフルーツをぎっしり入れて堅く焼き上げ、洋酒を何度かにわけてめいっぱいしみこまさせた、
パウンドケーキみたいなあれ。
そんな焼き方をするのも、日持ちさせるためなんですよ。




カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.