Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


ライン川の岸辺を歩く。


今週後半は、天気の良い日が続き、
昨日今日と、気温が15℃を越えています。

もっと凍てつく寒さかと思っていたのですが、
雪が降るというわけでもなく、
ちょっと拍子抜けです。

なので、分厚いコートではなく、
パーカーで、デュッセルドルフの街歩きへと出かけました。

デュッセルドルフの南にある、
ハムという駅からライン川のほとりをずっと北上していきます。

ライン川は、
大河のイメージがあるかもしれませんが、
結構流れの速い川です。

ですから、川を上る船の速度は、人間が歩く程度の速度。
川を下る船は、その倍近くの速度で通過していきます。
船の本数も結構、多いです。

そして、ランニングしている人、
サイクリングしている人、
川辺でひなたぼっこしている人、
散歩している人、
この光景は、どこでも変わりません。

蛇行しているライン川には、
ところどころ砂浜の岸辺になっているところがあって、
夏になると、このあたりは、
日光浴する人たちが溢れかえるのだろうな。

やがて、デュッセルドルフの港湾地帯に入ります。
ライン川から、枝分かれするような形で
運河が開かれ、その奥が港湾地帯になっているのです。
そのあたりは、再開発が進んでいるので、
おしゃれなビルが建ち並びます。

このあたりまで来ると、人も多くなり、
特に今日は日曜日で、天気も最高ですから、
旧市街近くまで来ると、
川岸の広い道は、たくさんの人で混雑しています。

屋外のカフェでは、多くの人がくつろぎ、
大道芸を見せる人、ピアノを弾く人のまわりには
大きな輪ができています。

ここで川沿いの道から外れ、
旧市街の中の醸造所兼居酒屋のお店で、
デュッセルドルフ特産のアルトビールを飲みました。
店の前の野外と、入口近くは、立ち飲みの場所で、
奥の方は、レストランになっています。

 立ち飲みの場所で、
ビールを運んでいるウェイターさんに手を上げると、
アルトビールを置いていって、コースターに線を一本引きます。
この線が何本あるかで、何杯飲んだかがわかる仕組み。

このコースターで、グラスに蓋をすれば、お会計のサイン。
だいたい250ml程度のグラスで2杯飲んで4ユーロ50セント。
このような醸造所兼居酒屋が旧市街には何軒もあるので、
ふらっと立ち寄っては、みんな一杯ひっかけていくのです。

その後、ラーメン屋に立ち寄ってみました。
デュッセルドルフは、日本人街があるため、
ドイツの中でも日本料理店の数が多く、
ラーメンの質も高いと聞いていたので、
試してみることに。

あああ…、ドイツでも、
人気のラーメン屋の前では、列ができるのか…。

普通の醤油ラーメンを食べてみました。
そこそこ美味しいですが、でも、まあ普通のラーメンです。
9ユーロ50セントですから、日本のラーメンと比べると、
遙かに高いです。

夕暮れが近づいてきたので、トラムで家に帰り、
この日記を書いています。

2月の授業は、2週間、半分が終わりました。
私のドイツ語は、急速に上達していますが、
しかし、とっさの会話ができません。言葉が出てきません。
それでも話そうとすると、文法がメチャクチャになります。

めげずに、話していくしかないのでしょうね。




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