Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


人格の多様性


多重人格は病気を表す言葉だと・・・長い間、理解していた。

しかしながら、自分の人格を理解して

使い分ける事ができている人間は

それは病気では無い。

入れ替わりが、無自覚に行われるのが、精神的な病気である。

また入れ替わった時の事を覚えていないのも、精神的な病気と言える。

精神にいちばん効果のある「薬(くすり)」は

心に湧き上がる「何か」を

「ああ、そうだね」と、認めてやる事である。

湧き上がるまでは・・・

決して語りかけない。質問もしない。

呼吸を整え、静かに待てばいい。

少しだけ悲しい話をすれば・・・

心から湧き上がる「何か」を、その時の都合や、逆らえない誰かによって

抑圧し続けてきた悲しい人たちへ

わたしはドッペルゲンガー、ドッペルと呼んでいる。

ドッペルが出現すると・・・

殺意しか湧き上がらない。

ある友人の言葉を借りるなら

「とても外を歩けない。電車にも乗れない。誰でも殺してしまいそうになる」

わたしの中に巨大な悪意と悪魔を育ててしまっている。

心の声を抑制してしまった悲しい人は

一見すると「いい人」なのだ。そして正義感もあったりする。

だけど、その正義感のために「自分を犠牲」にして、悪意と悪魔を育ててしまう

悪意と悪魔は必ず「いい人」という「現実」を壊してくれる。

そうして心はバランスを勝手に取る。

わたしの死んだ友人、然り。

家族を殺したボーガンの青年然りだ。

もっと前には神父にもそんな人がいた。

逆らえない。

心には人間は逆らえない。

心が体と口を動かす大元だから。

心から湧き上がる「何か」

「ああ、そうだね」って認めてみる。

それは怒りかもしれないし、殺意かもしれない。

でも・・・心は感情の裏にある・・・

本音を伝えてくれる。

わたしの場合、

恥ずかしい事だが

「もっとわたしを見てよ。ほら、もっと褒めて」

「ねえ、すごいでしょ。わたしってすごいのよ。」

「俺があんなに苦労した事をお前ができるって言うな」

だいだいこんな感じだ。

子どものような本音ばかり

それがわたし。

「ああ、そうだね」って認める。

そうしていくと

静かで賢い自分が現れる。

心の中に。

本当の本当の本当のわたしがやってくる。

善悪の基準で行くと

悪にしかなれないとしても・・・

「ああ、そうだね」

そう認めてあげて。

自分一人でできない時は

大いなる何かに

お任せしてみて

信仰している神さま、仏さまでもいい。

あい




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