Nicotto Town



ミラコレもカタナシ


ウルフは、今まで結構遊んで来たらしく、


(確かにモテそうですよ。はっきりした目鼻立ちなので、
タイとかベトナムのスタイルばりばり、超美人なんかとも
付き合って来たのよね)

だからなのか、控えめな女性=やまとなでしこ

が、ウルフの中では 目立たない女性=やまとなでしこ

になって、悲劇を招いたわけね。


で、ウルフは、まさかこんなことになるとは思わず、

当然会う約束をしたので、スマホの番号は教えてしまった。

住所や職業は、明かさなかったけど。


そしたら・・・


『あの女から着信履歴がたくさんある!会計は済ませたけど、
なんなんだ?』

というLINEが来たので、「俺の彼女と相談してみて」と、

あたしのLINE IDを教えたそうで、

即登録したのか、早かったぁ、

IDがまた笑えるんだけど

書けない~書きたい~ひゃひゃひゃ!


「あの、先日はどうも、〇〇から話は聞いてると思いますが」

クレヨンしんちゃんが照れてるスタンプ・・・( ̄▽ ̄;

「あの女は、何が目的なんでしょう?私は(私は!?)
彼女とはすっぱり縁を切りたいです。何か妙案があれば、
教えて下さい。お願いします」

あ、思い出した!ウルフも年下だよ。

「こんにちは。まず、呼び出した理由についてですが、
あちらは好意を持っていると思っているはずですので

『お店を経営してると聞いて、自分も開くつもりなので、
まずどんなことが必要か、聞きたかった。けれど、
家の事情で、それどころじゃなくなりました。
お呼びたてして、失礼しました』

ってショートメールで返して、
あとは申し訳無いけど、ブロックだねぇ。」

「ブロックですか?私はどうもそういうのは苦手で。
すぐに、電話番号変えられるんでしょうか?」


なんとまー。


「変えられますけど、ちょっとだけお金かかります。
それに、関係者にも、番号変わったこと、
知らせなければなりませんよ。」

「大丈夫です。こっちはプライベート用なので。
ありがとうございました。」



ずいぶん痛い洗礼を受けたもんだねぇ。

だいたい、その発想から怪しいって、

教えてあげれば良かったかな。


「良かったら、あたしの友人紹介しましょうか?」

「いいえ、お気持ちだけで、結構です」


そりゃそーだよね。

それで失敗したら、この人立ち直れないよ。


やれやれ、と思っていたら


「現在、コロナの影響で、携帯ショップが時短営業
していて、番号変更できませんでした。
この後、電源を切りますので、〇〇にも伝えて下さい」


まあお気の毒・・・


彼さんに、「あたしで良かったでしょ?」と電話。

「自分で言うなよ(笑)ところでアクアは、整形願望無いの?」

「え?してほしいの??」

「そうじゃないけどさ、肌質の改善なんかは、エステよりいいよ。
今度紹介してあげるから、行ってごらん。
俺が払ってあげるから。頬の脂肪注入なんかいいよ。
安全だし、半永久的だし、若いうちにするのがいいよ」

「えー?顔変わるの!?」

「変わんないよ!アンチエイジングだよ。」

「まさか・・・してるの?」

「俺はまだ。でも、ハイフは会社にあるよ。他にも
いくつか、レーザーの美肌治療器とか。
エステみたいなのも、仕事のうちなんだよ。
顔は変えてないよ!」


ふ~~~~~ん・・・・・


わけわかんないけど、タダならやってみっか。

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2020/06/16 21:24
よく断りのセリフ考えたね~。
それ正解です(笑)



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