キーッ!
- カテゴリ:日記
- 2020/06/29 01:13:01
彼さんが早朝コンビニで、
競馬新聞買って来たぞ。
「ほれ」
「なんじゃぁ?」
「気晴らしにやってみない?」
「お金無いのに~」
「賭け金だしてやるから。しばらく大きなレース無いって
〇〇が言ってたよ。」
『〇〇?』
「こないだ会ったろ?」
『え?どっちだっけ?忘れちゃった。ま、いーか。
それにしても賭け事やるんかい?』
「〇〇さんて、競馬よくやるん?」
「なんか、降りてきたらやるんだって(なんだそれ?)」
「お告げ・・・みたいな?」
「そうらしい」
『やっぱりこいつらは宇宙人だ』
「で、何が降りたって?」
「教えてくれねーよ」
「なんだーケチだな。確率は?」
「うーん・・・勝った時しか言わないと思うから・・・」
『せこ~』
「50万が330万になったとか・・・」
『元値が尋常じゃねぇ』
「いくら賭ける?5万5万で2人合わせて10万?」
『・・・・・・・・( ̄◇ ̄;)』
「あたし、1,000円でいい」
「ふ~ん、じゃ、俺も抑えて1万にしとく
ところで、どうやって買うの?」
『・・・・・・・・(▼皿▼;)そんなヤツが1万とかって』
「場外馬券場行くのぉ?やだよぉ。人混みですごいんだよ」
「じゃ、前にどうやって買ったの?」
「ともだちに頼んだの」
「じゃあ、そのともだちに頼もう!」
『・・・・・・・・(▼皿▼〆そないきなりかよ・・・』
「親しき仲にも礼儀あり、でしょ。もう当日だし、ともだちは
早いレースからやってるから、忙しいはずだよ。何より・・・
会社仲間だからさぁ、今貧乏なの。1万なんか1レースに
頼んだら、申し訳ないじゃんか」
「えーっ!えーっ!競馬新聞高かったのにぃ!」
『なぁに~ぃ~?』
「やった気になればいいじゃん。それだけでも楽しいよ」
「あ、そっか。ええと、じゃあ俺は・・・え?何レース?」
『知らんのンかぁっ』
「11じゃ。宝塚記念じゃ!」
「・・・・え?これどう見ればいいの?放牧って何?野放し?
馬の色かな?書いてあるけど、色って強さに関係あるの?」
『・・・・だみだこりゃ』
「あたし眠いから、スマホ見ながら勉強してやってみー」
「なんだよぉ、つまんねえの」
『宇宙人め。もふもふの枕によだれ垂らしてやっからね!』
そして
宇宙人は、放送時間直前に、糖質0飲んで寝てまった。
おめー、イケメンだから許すが、
じじいになってもこんなんだったら、
いっぱい家事やらすからなっ!!!
好きな人は 純粋に馬が好きっていうけれど
早いところこの道は合ってないから
ってやめたほうがいいだろうなー。
イケメンをあのおじさん軍団の中に入れられないわー。
負けた人が八つ当たりでなんかしてくるかもだしね。