久々の実家からの電話が・・・
- カテゴリ:日記
- 2020/07/05 02:29:43
「ちょっとさぁ、雨漏りすんだけど。夜かなり降るらしいから、
来てくんない?あんた、脚立はお手のもんだろ?」
と、母が・・・(--)
「そんなん、とぉちゃんに任せりゃいいじゃん」
「あらぁ、おとぅさんに何かあったらどうすんのよ」
じゃ、何かい?嫁入り前の一人娘に何かあってもいいのかよ?
「ふーん、じじいになったねぇ」
「まっ!おとぅさんになんてことゆーのっ?」
「ふーふ仲がいいのは良い事だけど、そんな両親のせいで、
あたしは女の子らしくなく育ってしまったのだぞ!!!」
「よくゆーよ、あんた、かぁさんが料理上手だから、
あんたも上手くなれたんだからねっ」
無理やり手伝わせたじゃねーか。結果的にありがたいけど。
「うちに脚立なんかあったっけぇ?」
「あるよ、もうかれこれ15年くらい使って無いけどね」
おいおいおいおいおい。
「ねぇねぇ〇ちゃん、あたしに何かあっても、心配しないでね」
「何の話!?」
「最悪肩の骨くらい折れるかも」
「え?急に仕事入ったの?なんであんな会社がそんなこと
アクアにやらせるの?あまりに酷いじゃないか!」
(酷いのは両親です・・・)
「いや・・・実家の屋根裏に登って来るの」
「・・・・・え?」
「雨漏りするんだって。実家古いから。で、脚立は古いし、
屋根裏の床も腐ってたら危ないしねぇ」
「俺、行こうか?」
「ダメダメダメダメダメ!うちの両親にそんな形で会わせられないよ、申し訳無さ過ぎて。それに、あたし怒られるよ」
「え~。心配だなぁ」
「落っこちそうな場所には、布団重ねておいとくわ」
ってんで、行って来ましたよ。
これ書いてるってことは、無事だってことです。
それがねぇ、雨漏りじゃなかったんですよー。
もうびっくり!
ギシギシいう脚立に登って、ひょこっと屋根裏に顔出したら
探検隊みたいなヘッドライトつけたあたしの前に
光る何かが!
そいつは・・・こっちを見てた!!
「ギャアアアアアアア」
ヘッドライドうちつけて、その反動でおでこ打って、
慌てて降りて来て、
「とぉちゃん、かぁちゃん、なんかいる!」
娘が叫んだのに、野球観てる場合かよ。
「ちょっとー!雨漏りじゃないよ!」
「え?じゃなにさ?」
「わかんないけど、あれじゃない?アライグマ。いや、
ハクビシン?とにかく動物よ動物!」
「ねずみじゃないのか?」
「あんなデカいねずみいないって!支えてあげっから、
とぉちゃん見てみ!」
「どれ・・・」
「とぉちゃんライトライト」
「いや、懐中電灯持ってこい」
これが悲劇を起こす。
「ん~・・・・ん・・・・おっ!うぉぉぉぉぉぉ!」
慌てた父は、屋根裏の床(なんていうんだ)の端っこに
思いっきりおでこをぶつけて、流血!
「キャーッ!おとぅさん!!救急車!!!」
(それは大げさだろ。と思ってたら、見事にぱっくり
プロレスラーのように、血が流れる・・・)
「110番しなきゃ、110番!」
「違うって119番だよ、あたし呼ぶから、きれいなタオルで
額おさえていてよ」
「しょしょしょしょんべん・・・」
「このまま行く?おとぅさん、あたしがいるから、しっかりしてぇ」
(そんな大げさな・・・)
間もなく救急車が来て、父の付き添いに母が乗ってった。
『あれは役所の仕事だよな?じゃあ、今日は休みか。
あーあ、夕飯でも作っておくかぁ』
の前に、彼さんにいきさつを報告。
「えー。話は聞いた事あるけど、まさかアクアの実家にねぇ。
わかったから、帰り気を付けてね。」
天井にしみがあるだけで、雨漏りって思われて呼び出されて、
この騒動かい?でもよく見ればおかしいし、臭うよ~。
面倒くさいから、焼き魚とやっことお浸しくらいでいーな。
あ、冷めたらまずいとかゆーか。
じゃ、カレーにすっか。
しばらくして、おでこにガーゼあててべったりテープで貼られた
父と、母が帰って来た。
「おとぅさんがんばったのよぉ、5針も縫ったの」
(はいはい、偉かったね・・・)
「御苦労さまでした。カレー作っといたから。」
「あらやだ!刺激物は避けるように言われたのに!」
(何作っても文句たれんだなぁもう)
「刺激物?未だに甘口しか食べられないでしょ?
お医者さんが言う刺激物に入んないよ!」
「おとぅさん、ビールでも飲みましょうか?」
「それこそだめだよ!」
「あら、アルコールは控えてって言われただけで、禁止って言われてないわよ」
「それは禁止と同じなの!お医者さんはそういう言葉使うの!」
「まぁまぁ、散々だわねぇ」
・・・・・。
「雨酷くなって来たから、あたし帰るよ。月曜日に、役所に電話するんだよ!」
「はい、御苦労さんね」
「おぅ、俺は無事だからな」
(わかってます)
「お酒だめだからねっ!」
「わかったわよぉ」
もー、身内でもありがとうくらい言ってよぉ~。
彼さんちに近づくにつれ、天気回復するも・・・
かわいそうなあたしのSRちゃん・・・。ずぶぬれよ。
って、重装備のあたしもずぶぬれ。
「たらいま~」(彼さんちにほぼ住みついてる)
「うわ~、台風の時の新聞配達さんみたいだね」
(その通りです・・・)
「かわいそうに、すぐ風呂入りなよ」
(親は心配してくれないのに;;)
「お父さん、大丈夫だった?」
「うん、5針おでこ縫ったけどね」
「そのくらいで、良かったね」
(そうなのよそうなのよ。でも母の騒ぎようったら)
「おでこだと、切れやすいけど治りも早いから。
皮膚も柔らかい所じゃないから、痕にもなりにくいよ。
柔道部で、おでこ10針縫ったやついたんだ。
流血してるとこ、写メ撮って送って来たよ」
(そりゃすごいね・・・)
「見る?おもしろいから、とっといてある」
「いいいい、お風呂、いただきますっ!」
ちゃんちゃん、と。
結末分からずと思ったら,猫だったのですか・・・
いや〜,マンションなのであれですが,屋根裏にそんな住むなんてこと,あるんだ・・・ww
笑った〜。
朝からスマホ見てニヤニヤしている私を
姑が変な人見る目でみてるわww
ハクビシンとかアライグマが屋根裏に
住むってテレビの世界だよww
お父さまの怪我は大変だったね。
ラスカル〜お前ったら!
こんな朝早くに、母から電話があって、
「あれね、猫だったわ」
と。
そんなワケ無いだろー!?
なんで見えすいた嘘つくんだー?
「ネコお?どっから入るのさー」
「知らないわよ、ネコだから!じゃあね!」
相手にしてられんなーもー。
役所に来てもらうのが恥だとでも思ってんだろーなどーせ。
最近コロナ騒ぎで話題にはなんないけど、
アライグマでしょ、多分。
別に実家辺りに棲んでも、不思議じゃないよ。
ヤモリふつーにいるし。
野良猫いっぱいいて、エサあげてる人いるから、食べもんにも困らないでしょ。
あ、おでこたんこぶできてるー。
(๑ŏ н ŏ๑)ムゥ…
寝よ