Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ① 


こんばんは!25日(火)は北日本から東日本で晴れ間もありますが、

雲が広がりやすく、日本海側では午前中と夜に、関東では夕方頃、
雨の降る所がある見込みです。雷を伴う所もありますので注意してください。
西日本は概ね晴れますが、夜は日本海側でにわか雨がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。

訪れるのは沖縄、西表島の古見岳(こみだけ)。
多くの命を育む亜熱帯の頂を海から川を辿(たど)って目指します。

エメラルドグリーンの海
テーブルサンゴの森
神秘的な地下世界
ジャングルに流れる
勇壮な滝

             亜熱帯 生命の頂
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              西表島 古見岳

*この番組は2020年5月18日に放送したものです

沖縄本島から南西に430km。
珊瑚の海に浮かぶ西表島。
周囲130km、八重山諸島最大の島です。

年間の平均気温は24度、1年の3分の1は雨。
豊富な水はジャングルに蓄えられ、亜熱帯の貴重な生き物を育みます。

〇カンムリワシ

目指す古見岳はその奥の奥深くに聳えます。

〇古見岳(469m)

*撮影:3月中旬

旅のスタートは島の北側にある上原(うえはら)の浜。
波の音が気持ちい~。

こんにちは~。

男性の方「こんにちは」

ガイドをしてくれるヤハタさんですか?

ヤハタさん「はい、ヤハタです」

〇ガイド 八幡暁さん

よろしくお願いしま~す。

「よろしくお願いします」

これまで世界中をカヤックで巡ってきた八幡さん。
海や川を旅することで見えてくる自然や生命(いのち)の
大切さを伝えてきました。

水を辿(たど)って古見岳を目指すんですよね?

「雨が降って山が保水して川に流れてまた海に行くってゆう、
 その循環の中にまぁ生き物の営みが人間だけじゃなくてね、
 植物も昆虫も動物も、だから水を辿(たど)れば生きるっていうのが
 感じられると僕は思っているので、それが見れればなと思ってます」

楽しみです。

西表島の古見岳を目指す日帰りの山旅。
上原の浜からカヤックで美しい珊瑚の海へ。
マングローブの茂るユツン川の河口に上陸。
近くの鍾乳洞に立ち寄り、ジャングルを流れる川を遡り、
雄大なユツン三段の滝へ。
亜熱帯の着生植物を見ながら西表島最高峰の古見岳を目指します。

帰りは来た道を戻り、ユツン橋に下山。
ルートファインディングの技術が必要な上級者向けルートです。

「じゃあ行きましょう」

はい。

午前8時出発。

何処までも広がる八重山ブルーの海、綺麗だな~。
まずはカヤックでユツン川河口を目指します。

「気持ちいいですね~」

う~ん、潮風最高ですね~。

「海の中も綺麗だ~、山の森に入る前に海の森が見えますよ~」

島の周り、綺麗な珊瑚礁に囲まれてま~す。

わぁ~凄い、テーブルサンゴがこ~んなにびっしり。
西表島周辺の珊瑚は360種以上。
こ~んなに種類があるのは世界でも珍しいそうですよ。
でも、この美しい珊瑚、一時は消滅の危機に瀕していたんですって。

「ちょうど復活したんでね~、
 まだこっちの自然は所謂(いわゆる)珊瑚の大白化があっても、
 ちゃんと自分の自然のサイクルで戻れるんですよ。
 だけどもう陸幸が駄目になってると、一回白化したら全然復活しないので」

西表島の豊かな自然の力を感じながらユツン川河口へ進みます。

「見えてきましたよ~、ユツン川、ユツン三段っていうのが見えてんだけど、
 そっから左手にずうっと尾根沿いに視線を移すと古見岳。
 あそこまで線で繋ぎたいと思います」

あ~、あれが目指す古見岳か。

「河口ですね~、よいしょっ、ういっしゅ」

カヤックを降りて潮が引いた河口を進みます。

「ユツン川河口なんですけど、舐めてみると、しょっぱいですよね?」

う~っ、塩っ辛い。

「ほとんどの動植物はこの塩分濃度では生きられない。
 だけど、この木たちはそれを吸って生きられる。
 そういう生き物の総称をマングローブといってますねぇ」

〇マングローブ 海水で生きられる植物の総称

え?総称?マングローブって一つの木の名前じゃないんですか?

〇オヒルギ

「これオヒルギっていうんですけど、手のとこにこれ」

ん?何々?

あっ、オクラみたい。

「これがね種なんですけど」

へぇ~、種?

「ある時、ポトっと落ちます。
 潮が引いてたらここに陸になってるんですね。
 だからここに着けばこういう風にして大きくなってくる」

わぁ~ツヤッツヤの若葉。

「満潮だと水面がこの辺にある。
 この種自体が船になってるって感じかな。
 落ちたら水に浮かんで自力で海を旅する種なんですよ」

ここには遠く離れた南の島からも種が流れ着くんですって。

大海原を旅する種、ロマンチック~。

「あ、出てきたな~、向こうじっとしてたら出てくんだよな~」

え?何ですか?何かいるんですか?

「分かるかな~?」

ん?どこ?

〇シオマネキ

は~、蟹がいた。

「シオマネキね、色んな種類があるんですけど、
 ちょうど今、塩引いてきて一杯出てきました」

も~っ、あ~、おっきな鋏(ハサミ)でこっち来いって。

「雄の雄の雌へのアピール。
 で、アピールに手を振ってる」

へぇ~、求愛の手を振るんだったんですね~、
一生懸命アピールしてますよ~。

「あらゆる生き物がここで出産をして、卵を産んで、で、育てる場所」

栄養豊富な干潟は生き物たちの命の揺り籠なんですねぇ。

八幡さんが河口近くのおすすめの場所に案内してくれました。

今回はここまでと致します。
次回はガイドの八幡さんおすすめの場所からご案内致します。

アバター
2021/05/25 01:39
こんばんは!
書いたばかりのこちらにすぐの感想は珍しいですね。
お忙しいところ、どうもありがとうございます。
そうでしたか、私も西表島へはありませんね。
はい、イリオモテヤマネコは国の天然記念物ですが見てみたいですね。
あはは、そうですね、それはありましたら面白いですね。
アバター
2021/05/25 01:32
南の島は何か所か行ったけど西表島は行ったことありませんw
ヤマネコ見たい(*^^*)
ジャコウネコの糞みたいにコーヒーが出てきたらいいですねw




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