Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③   


こんばんは!8日(金)は西日本で晴れるでしょう。

東日本は日本海側で曇りや雨となる見込みです。
太平洋側晴れる所が多くなりますが、午後は所によりにわか雨がありそうです。
北日本は北海道で晴れるでしょう。東北は曇りや雨となりそうです。
沖縄も雨が降りやすい見込みです。

稜線から
 絶景を望む
天空のお花畑
短い夏
躍動する命

             天空の❝パノラマ銀座❞
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
             燕岳・大天井岳

〇山岳ガイド 福田浩道さん

大学時代から山小屋で働き、支配人を勤めた福田さん。
北アルプスなど山の魅力をより多くの人に伝えたいと、18年前ガイドに。

*撮影:8月

前回は山小屋からの夕陽を眺め一日目が終了した所まででした。
今回は二日目から出発します。

2日目

二日目、午前6時しゅっぱ~つ。

「いいお天気になりましたね」

はい。

「いきなり槍ヶ岳が見えてきました」

えっ。

〇槍ヶ岳

あっ、ほんとだ~。

「❝パノラマ銀座❞の名に恥じない素晴らしい縦走路だと思います」

北アルプス、3000m級の山々。
大パノラマを眺めながら大天井岳を目指します。

う~ん、霧が出てきた~。

あっという間に真っ白。

「こういう時はライチョウに出会えるチャンスです。
 この時期のライチョウは、あの、子育てに忙しいので、
 あの~、日中天気がいいと、天敵に見つかりやすいですから、
 なかなか人前に出てきてくれません」

ここで山旅スタイル。

ライチョウと出会えるコツは?

<山旅スタイル> ライチョウと出会うには?

〇出会うコツ①
 ハイマツの周辺をチェック

「ま~、例えばここでいえば、え~、砂地とハイマツありますけども、
 え~、隠れる場所、あのハイマツの中ですけど、
 そういった所のそばで、え~、尚且つ食べる物があると思うんですね」

ハイマツの近くで高山植物や虫などを食べているそうです。

〇出会うコツ②
 砂地のくぼみを観察

「それから有名なのでは、あの~、この辺ですと砂地ですから、
 砂浴びをするんですよ。
 体いじって寄生虫を振り払う為に砂浴びしてると、え~、いわれてますけど。
 砂地をよ~く観察してみると、あの、え~、窪地があったりするんですね。
 ライチョウがこのくらいの大きさの窪地が。
 え~、それが砂浴びながとだったりします。
 そういったものを見つけると、近くにライチョウがいるかもしれません」

〇出会うコツ③
 母親の鳴き声に耳をすます

「時々鳴くんですよ、あの子育てまぁ最中の時は、
 え~、母鳥が雛が迷子にならないように
 常にクゥ~クゥ~と優しく呼び掛けてますね」

クゥ~♪ クゥ~♪ クゥ~♪

「聞こえる方向をよ~く観察すると、そこにライチョウがいたりします」

さて、ライチョウに出会えるかなぁ?

えっ、いました~?

「ライチョウ、それも雛を連れてます、親子です」

〇ライチョウ

「お母さんが多分、見張ってますねぇ。
 で、え~、その周りで雛がご飯食べてますねぇ」

ほんとだ~、可愛い~。

「あと3か月もすれば、この辺はもう冬山になってきますので、
 え~、それまでの間に栄養を蓄えて体も大きくして、
 え~長く厳しい冬を乗り越えられるように、
 今、お母さんから色んな生きる術(すべ)を教わってるところです」

冬になると雪と強風の北アルプス。
厳しい環境で生き抜く準備をしているんですね。

ようやく霧が晴れた。

「はい、さらに大天井岳が近づいてきました。
 特にこの辺から見る大天井岳は、かなり迫力あります、立派な山容ですね」

もうひと踏ん張り~。

「ちょうど進行方向行く手に水平に虹が出てるの分かりますか~?」

ほんとだぁ、こんな虹の帯、見たことないなぁ。

出発して4時間半

〇大天井岳(2922m)

「はい、お疲れ様でした。
 ここが大天井岳、2922mの山頂です。
 お疲れ様でした、おめでとうございま~す」

ありがとうございましたぁ。

「はい、良く頑張りました。
 見ての通り、北アルプスの展望台に相応しい、
 素晴らしいパノラマが広がってます。
 槍穂高遮ることなく、え~、目の前にこの素晴らしいパノラマを楽しめるのが、
 大天井岳の魅力です」

〇前穂高岳

〇奥穂高岳

登山者の憧れ、穂高連峰。

そして天を衝く槍ヶ岳。

〇槍ヶ岳

ほんと凄い眺めですねぇ。

「奥の方に白い岩峰が、え~、連なるピークが分かりますか?あれが燕岳です」

〇燕岳

「汗をかきかき歩いて来た稜線がそこを眼下に見えてます」

燕岳から歩いて来たパノラマ銀座の稜線。

「眺めも良かったから、え~、疲れもそんな感じずに歩けたんじゃないですか?」

はい、たっぷり堪能しました。

「山小屋でお世話になるようなってからかれこれ35年ぐらい経ちますけど、
 山に対してもまた期待をするし、山小屋に対してもまた来たよ、
 また来るねぇってね」

〇山岳ガイド 福田浩道さん

「そういった気軽に挨拶出来る山ですねぇ。
 動植物たちとも、え~、共生、共存出来て、
 え~、いつまでも、お~、みんなで、
 え~、この自然を残していけるようにしたいですね」

天空のパノラマ銀座、可憐な花々や鳥たちと出会い、
とびきりの大展望を満喫しました。

中房・燕岳登山口から出発し、最初から厳しい合戦尾根と呼ばれる
北アルプス三大急登の一つを登りました。
階段を登ること1時間、そして歩き始めて3時間でようやく合戦小屋へ。
小屋から15分程進みますと森林限界の所へ。
そしてハイマツの尾根を進みました。
この辺りには高山植物が沢山生えます素敵な所でした。
そして歩き始めて5時間、稜線に到着dす。
ここからは北アルプスの女王、燕岳が見えました。
ピンク色のコマクサが花を咲かせて美しかったですね。
しばらく行きますと岩峰がありました。
花崗岩の間を縫うように歩きますと燕岳山頂に到着です。
そこからは立山や剱岳が見え、大天井岳も見えました。
そして燕山荘に宿泊。
沢山の山々が見えますパノラマ銀座、とても心に響く稜線でした。


アバター
2021/10/08 22:13
こんばんは!かなり暑い毎日が続いていませんか?
金曜日の夜をお疲れ様です。
おお~、九重は素敵ですよね。
そうですね、見てみたいですよね。
はい、そうですね、標高が高いですし、岩稜帯ですからね。
気をつけていくと、そこには美しい高山植物ですね。
アバター
2021/10/08 21:24
高い山には登ったことがありません(^^;)
最高九重レベルかなwww
見たことのない世界を見てみたい気がしますw
でもきつそう(^^;)




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.