Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④ 


こんばんは!26日(金)は、北日本日本海側では雨や雪が降り、

所により雷を伴う見込みです。落雷や突風、降雹に注意してください。
北海道日本海側では雪による交通障害にご注意ください。
北日本から東日本の太平洋側は概ね晴れますが、
東北太平洋側では曇りや雨となり雪の混じる所もあるでしょう。
西日本から南西諸島は概ね晴れる見込みです。

長く険しい
 尾根道
深まる秋
奥日光の 
  絶景

              秋色の奥日光へ
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                女峰山

〇ネイチャーガイド 安倍輝行さん

安倍輝行さん。
新潟の出身ですが、日光の自然に魅せられ、20年前に移住。
ホテルに勤める傍ら、ネイチャーガイドをしています。

*撮影:10月上旬

前回は女峰山の山頂へ行く手前の所までの紹介でした。
今回はいよいよ女峰山の山頂を目指します。

「さて、長いルートを歩いて足も疲れると思うんですが、
 このコース、最大にして最後、難関です」

うわぁ~、そそり立ってる。

「足元に気をつけながら、上がって行きましょう」

山頂への斜面は岩が脆く、崩れやすくなっています。

はぁ~、無事に登り切った。

「大変でしたね~。
 ただ、あ~、頑張って登って来たので、眼下にも素晴らしい眺めが開けました」

綺麗~。

「ね~、美しいですね~。
 ちょうど今、森林限界を超えたので、眺めが美しいですね」

「この辺一帯は、今までと随分見える景色が変わっていませんか?
 今まではずうっと、こう高い木、亜高山帯の針葉樹が多かったんですが、
 この辺一帯は随分樹高が下がりました。
 ね~、私この辺に来るとちょっとワクワクドキドキするんですよ」

どうして~?

「今、ここに生えてる、これハイマツという木なんですが、
 奥日光でハイマツがこ~んなに広い面積でね~、ここだけなんですよ」

〇ハイマツ

〇如宝山乃 蔓延松

 にょほうさんの はいまつ

 「日光山志 三巻」

「古い書物にも女峰山ハイマツとわざわざ明記をしてるぐらいですね、はい」

さらに進むと

「ハイマツに交じって、❝小さい秋❞が・・・ありましたね」

一際赤~く鮮やかなのは~。

〇クロマメノキ

「こちらクロマメノキといいますね、これが実ですね。
 ブルーベリーの仲間といえば、何となくイメージがつきやすいでしょうか?」

〇コケモモ

こちらはコケモモ、ワインのような深い赤。

爽やかな秋の風が吹き抜ける。

「これは稜線歩きの特権ですよね?は~。
 見えました、ついに女峰山山頂が見えました」

もう一息ですね。

「そうです、あとひと踏ん張りです、じゃ行きましょう」

出発して6時間

「はい、山頂到着です。は~」

「あ~」

「こちらが女峰山神社ですね」

〇女峰山神社

ここにも女峰山の女神、田心姫命(たごりひめのみこと)が祀られています。

パチパチ♪

「では、いよいよピークへ」

〇女峰山(2483m)

「はい、お疲れ様でございました。
 ついに登頂ですね。
 2483m、女峰山の頂です」

ありがとうございました~。

「じゃ眺望を眺めましょう。
 は~、いかがでしょう?」

わぁ~、素敵。

〇男体山(2486m)

正面には日光を代表する名峰、男体山。

〇日光白根山(2578m)

そして日光白根山。

さらに~。

〇富士山(3776m)

薄っすらと富士山も。

「まさにぐるりと奥日光を一望できる。
 ほ~んとに素晴らしい眺めの山です」

〇ネイチャーガイド 安倍輝行さん

「修験の山でもありますし、元々大きな大きな山体だったという、
 その地質的な歴史もあります。
 地形、歴史、そういったものがあって今があるんだという風に考え。
 あ~、奥深いな~っとほんとに思いますよね?
 女峰山は、そんなことを考えながら思いを馳せる山でしょうかね」

奥日光の名峰、女峰山。
その雄大さに触れた秋の山旅でした。

霧降高原で安倍輝行さんと待ち合わせたところからスタートをしました。
いきなり1445段あります階段からでしたね。
この階段で一気に標高差230mを登りましたね。
そして広葉樹の森を抜けますと景色が変わりまして、
そこにはキスゲ平園地という所がありました。
そこにはニッコウキスゲやアヤメが咲いていました。
こちらは100種類もの高山植物があるということで凄い所ですね。
そして今度は可愛い階段を上りました。
まさに❝天空回廊❞という感じで、青空を目指して上がりましたね。
長い階段の先には、小丸山展望台があり、日光の山並みや、
筑波山も見れましたね。
こちらを過ぎますと、道が険しくなってきました。
出発から1時間半、焼石金剛という祠がありました。
そして紅葉を眺めながら進み、出発から2時間半で赤薙山の頂上へ。
こちらは少彦名命(すくなびこなのみこと)が祀られていまして、
あの一寸法師のモデルといわれる神様でした。
医療、農業、酒づくり等、多彩な分野で御利益があります
とても頭のいい神様といわれていることを知りました。
そして滝尾神社がありました。
こちらは田心姫命(たごりひめのみこと)が祀られていました。
また日光三山の男体山、女峰山、太郎山がありまして、
古くからの山岳信仰の場として霊験あらたかな場所ですね。
そして霧の中を進み、岩が濡れていたりしますアップダウンの
険しい道を進みました。
そこにはナナカマドやベニサラサドウダン、オオカメノキという
美しい植物たちが迎えてくれましたね。
登り始めること3時間半で女峰山が見えましたね。
一里が曽根を滑ますと少し緩やかな道を進み、
ゆっくりと美しい景色を眺めましたね。
標高も上がり、風も冷たくなり、稜線を進んで行きました。
そしていよいよ山頂へ。
修験の山でもあります女峰山。
いつまでも男体山(父神)、太郎山(子神)、
そして女峰山(母神)と親子仲良くこの大自然が残っていくことを
願いたいと感じました山旅でした。

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2021/11/27 00:27
こんばんは!日付が変わり土曜日ですね。
ももさん、お疲れのところこのお時間にこうしてコメントをありがとうございます。
どうも金曜日をお疲れ様でした。
とんでもありません、感想を毎日返してくださりますももさん、ありがとうございます。
そうですよね、かなり大変な道のりですから、色々な思いを込めて登られているはずです。
そうですね、良く登山のご褒美で、眺めが入りますね。
そうですか、お近くの低山をゆ~っくりとならばどうでしょうか?
何かハイキング的な感じにして、美味しいものを山頂で頬張るような形にしてもですね。
週末になりました。
どうぞ健やかで有意義な土曜日になりますことを心よりです。
こうしてどうもありがとうございました。
アバター
2021/11/27 00:10
スゴイ文字数ですね(^^;)偉いな~w

苦労して達した頂上からの眺めって素晴らしいでしょうねw
反対にその眺めがあるから頑張れるんでしょうねw
山登り誘われてるけど「うん」と言えないでいますw
近くの低い山のウォーキングレベルですけどね(^^;)




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