まだ暖かかった頃、数年ぶりにプライベートで和歌山に行って来た。
　以前は仕事で行ったついでに和歌山ラーメン食べてたけど、今年から担当外れたので行けんくなった、残念。
　通常なら和歌山は日帰りで十分な場所だけど、この時は泊りで行った。
　まぐろの美味いお店があるので、そこで呑みたかったってのもある。

　ぐだぐだしてから行ったので夕方の一歩手前くらいな遅い時間に着いてしまった。
　向かうは和歌山城のそばのR26沿いのホテル、その途中に勝海舟寓居跡発見。
　かつて和歌山に住んでたことあったのか、へぇへぇへぇ。

　そうしてチェックインしてまずは向かったのはここいらでとてもとても有名な洋食屋さん。
　新聞にも広告出してた（翌日の朝刊で発見）、年中無休らしい、すげー。
                                                           
　15時くらいというとても中途半端な時間だけど、この前に食べたのが朝9時やったからここ行ってから夜も飲みに行ける、はず。

　和歌山城の西を南下して和歌山城を沿うように東に向かう。
　途中に公園があって、SLとかが置かれてたので覗いてみた、別に鉄っちゃんではないけど。

　しかし何とそこには陸奥宗光の銅像があってこれまたびっくり。
　そう言えば紀州藩出身でであったか、へー。

　そうしてまた城の南側を東に歩く、この道路三年坂通りと言うらしい。
　広瀬通丁という交差点を南に下れば目的の洋食屋さん。
　ホテルから15分、南海和歌山市駅からだと20分以上は掛かりそう、ここまで来たらJR和歌山駅の方が近いな。

　・レストラン フライヤ：タンシチュー1980円・オムライス913円・ビール＜大＞638円

　メイン通りではない変な立地に立派な洋食屋さん。
　しかしその佇まいから期待できそうな雰囲気がぷんぷんする。
　15時半に着いてがらっと入店、先客1名、後客なし、そらそーだ。

　店内ずいぶん厨房が広い、2階席の方が広そうな感じ、1階の客席が少なすぎる。
　ワタシは入った右手奧がテーブル席なのでそこに陣取った。

　ではメニュー拝見、タンシチューが絶品だということであったので、これはマスト。
　後、基本的なオムライスでこの店の実力を問う。　
　それにしてもどれも美味そうやな。
　ミンチボールという名のハンバーグ、これ美味そうなので食べたいわー。
　今見たらオムライスも特製があった、これはチキンライスの上にトロトロの半熟オムレツが載っかったというリッチなメニュー、この時は気付かんかった。

　一方、メニューには定食に玉子料理というジャンルがある。
　オムレツも良いけどシェフおすすめのベシャメルソースが絶妙の旨味という特製グラタンのチキンコキールはそそる。
　そのチキンコキールをケチャップしたテテングという謎のネーミングの料理も面白そう、メニュー写真では味が想像出来ん。

　一方、タンシチューはタンが高騰してるので値上げしたみたい。
　コロナ関係でタンも上がっちゃうの？？？
　全く世知辛い世の中や。

　こんな時間なのでビールも頼んじゃう、ひーたまらん。
　そうして10分程で出てきたタンシチューとオムライス、どっちもすげー！！！

　タンシチューは見事なまでの肉厚さ、左からタン元・タン中・タン先となっている。
　このドビソース（デミソース）の海に泳いでるみたいなのがまたたまらんではないか。

　オムライスの方はと言うと、卵でチキンライスをくるんでるんだが、その卵の薄さよ。
　チキンライスが透けちゃうくらい、こんなの見たことない、凄い技術やなー。

　ではタンシチューいただきます、魚ぉぉぉぉぉ！！！
　何これ、歯が要らんやん、口の中でホロッととろけるやないの、ドビソースも濃厚でコクがあって絶品。
　この分厚いタン3切れで1980円なんて超特価やと思う、いやこれ美味いわホント。

　オムライスも美しすぎる、しかし食べる、ほー、これもシンプルで特別なことしてないのにしみじみと滋味深い味や。
　飽きの来ない味ってこれやね、大盛で食べたい。

　合間にビールを挟んでタン食べてオムライス食べて、いやー、和歌山まで来て良かったよ。
　このお店に行く為だけに和歌山行っても良いわ。

　ということでしっかり完食、ビールとタンシチュー合うねー。
　昼はお得限定お得なセットもやってるのでランチタイムも行ってみたい。
　とにかくここは絶対何食べても美味しいはず、和歌山大正解であった。
　年末年始どこにも行く予定ないから和歌山でも行くかな、年中無休らしいので。