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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①     


こんばんは!4日(金)は、北日本から東日本は晴れるでしょう。

西日本は午前中は晴れますが、午後は雲が広がり所によりにわか雨がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。

今回訪れるのは、九州の霊峰、英彦山(ひこさん)。
歴史と自然溢れる峰々を巡(めぐ)ります。

神秘
 悠久の森
威容(いよう)を誇る
 岩壁
豊かな
 山の命
山中に残る
 修行場
尾根に続く
  古道

             古の祈りの峰を行く
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                英彦山

福岡県と大分県に跨る英彦山。
3つのピークを持つ岩山です。

     北岳         中岳           南岳

古くから山岳信仰の聖地として崇(あが)められてきました。
山の中には神の糊代(のりしろ)とされる奇岩や巨木。
趣(おもむき)のある光景が広がります。

〇JR夜明(よあけ)駅から車で30分

JR夜明駅から車で30分。

〇釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)登山口

福岡県側の登山口で案内してくれる方と待ち合わせ。

おはようございま~す。

〇写真家 船尾修さん

「あっ、おはようございます~。
 あの、船尾修(ふなおおさむ)と申しま~す。
 よろしくお願い致しま~す」

カラコルムやマッターホルンなど、
世界の山に登ってきた写真家の船尾修さん。
日本の原風景が残る大分に移住。
山への祈りをテーマに撮影しています。

*写真 船尾修

今日の見どころは?

「今日行く道は~、英彦山じゃ続く~、あの~、祈りの昔からの祈りの道なので、
 まぁそういった昔の人の想いなんかをね、体感しながら、
 まぁ登って行けたらなと考えてます」

英彦山を目指す一泊二日の山旅。
福岡県側の登山口を出発し、まずは釈迦ヶ岳へ登る。
そこから尾根づたいに岳滅鬼山(がくめきさん)へ。
この日は麓に下り一泊。

二日目、いよいよ英彦山へ。
侵攻の道を辿(たど)りながら英彦山の南岳(みなみだけ)、
中岳(なかだけ)、北岳(きただけ)へ。
全長16km、健脚者向けのコースです。

下山は北岳ルート登山口へ

午前8時出発

*撮影:11月中旬

苔蒸した森の中を登って行く。

「あ~、凄いですね~、何か石に、
 あの~、大木が纏(まと)わり付いてますよ」

凄い迫力。

「よ~っ」

きつい道ですね~?

「結構急だけど、まぁ木の根っこが出てるから、
 まぁ上手く利用していけば大丈夫ですね」

根っこ、使わせてもらいます。
ごめんね~。

「よいしょっ、あ~」

「は~」

「あ~、陽が出てきましたね~。
 は~、あ~、今日はいい天気で良かった。
 あ~」

稜線まで上がってきた。

「おっ、展望が開けてきた」

歩き始めて1時間、釈迦ヶ岳に到着。

「あ~、着いた」

〇釈迦ヶ岳(844m)

「あ~、さぁ釈迦ヶ岳山頂844m。
 や~今日は凄い。
 天気もいいし、凄い見晴らしいいな~」

〇福岡県

ほ~んと、福岡県側から大分県側までずうっと見渡せる~。

〇大分県

「正面の一番高いピークが英彦山の南岳、それから中岳」

                英彦山

             中岳     南岳

あれが~、目指す英彦山か~。

「まぁこれから、まぁアップダウンをちょっと繰り返しながら~、
 弧を描くような感じで、え~、英彦山を目指すというコースになります。
 まぁこの道は、あの~、昔から、あの~、修験者が、
 あの巡礼の為に、あの歩いてた道なんですね」

〇修験者が巡礼のために歩いた道

ここからは尾根づたいに修行の道を辿(たど)って行く。

釈迦ヶ岳からの下り。

「結構忠実に尾根づたいに行きますんで、
 アップダウンがありますね~、このルートは」

「わ~、この辺落ち葉がちょうど落ちたばっかりですね~」

フカフカしてる~。

「わ~、綺麗。
 やっぱり上綺麗ですね~。
 いい具合に紅葉してますね~」

〇シラキ

オレンジに輝くシラキ。

〇オオモミジ

こっちの黄色はオオモミジ。

フィ~~~~♪

え?この声は?

「あ~、今、鹿の声ですね~」

フィ~~~♪

森中に響いてる~。

「あ~、鹿が食べた跡ですね~、これは」

「鳥が鳴いてますね~」

チュチュンチュチュンチュチュン♪

「あ~、いい声だ」

チュチュンチュチュンチュチュン♪

〇ヒガラ

「あ~、いた」

チュチュンチュチュンチュチュン♪

チュチュンチュチュンチュチュン♪

チュチュンチュチュンチュチュン♪

結構賑やかな山だな~。

チュチュンチュチュンチュチュン♪

チュチュンチュチュンチュチュン♪

出発して3時間半

「あっ、こんにちは~」

山におりました数人のパーティーの方「こんにちは~」

「こんにちは~」

〇岳滅鬼山(がくめきさん)(1036m)

「あっ、岳滅鬼山の頂上に着きましたね」

岳滅鬼山って何か凄い名前。

今回は岳滅鬼山に到着した所までと致します。
次回は岳滅鬼山の名前の由来を船尾さんに
ご説明していただきますところから始めます。






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