Nicotto Town


takoまたコケ魔したの日々


無題


目覚めたとき異様にリアルに感じる

誰かの夢か記憶に迷い込んでいたかのような
覚えのない景色
赤く細い鉄の橋が手前からまっすぐに
左手にも川に沿って赤い橋
土手には緑の草が続く
川の水は青く美しい
絵に画きたいと父は思うだろうか。
まっすぐに歩いて行くと
薄暗い河原に古めかしい水槽が陳列され魚のようなものが泳いでいる
時代ががった考古館のように静か。
道の反対側には石碑が並ぶ。
向こうに白い仏塔を見ながら通り過ぎ
大きな樹の下に黒い
大きな鰐のような猛獣が何匹もいる
よく見ると紐で繋がれていて
ギリギリ近づけない距離
手に持っていた魚のぬめった塊のようなものを投げると
鰐のような猛獣は食らいついた
振り返ると
一軒家の中に高齢の婦人
その後ろから猛獣、紐はついていない
婦人は猛獣は夫であるという。
魚のぬめったような塊を投げ
逃げる
二人の子供たちが次々に家に入ってくる
夫は全身白い毛におおわれ
子供たちは斑に白い毛が生えている
子供たちにも魚のぬめったような塊を一人ずつ手渡すが無くなってしまう
一体何人いるのか娘だけではなく男の子供もいる
ようやく逃げ切る
ここは母の育った段原の町だろうか。
学校の中でさほどの白い斑の女の子が制服を着て立っている
学校になじめていないよう。
切ない。






月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.