新巻鮭に熨斗か・・・・
- カテゴリ:その他
- 2008/12/29 09:44:13
いや、あのさ、ひかるは、接客業と言うものを基準に、結構色んなバイトをしてきたんだよね。
それで、書店に勤めていたこともあってさ、でも、なぜか書店なのに文具を担当していた頃もあって、職業柄色々と勉強をしたわけなんだけど。
贈答品や金品を送るときに使用する、熨斗紙・熨斗袋
元々は「あわび」を押して乾かした保存食を、祝いのしるしに贈ることから始まり。それが時代とともに贈る商品が変わるに連れて形式だけが残り、あわびもデザイン化されて、今に至っているものらしいです。
だからね、祝い事には良いけど、弔事全般、病気見舞い、災害見舞いなどには、熨斗は付けないことになっているわけです。
まぁ、一般的な場合、それくらいはわかりますよね?(時々「お見舞い」に熨斗がついていないと苦情をもらうことはありましたが)
で、今回引っかかっているのはと言いますと、つまり熨斗のしるしは元が「あわび」ですから、鮭やスルメなどの生ものの場合、基本的に生ものが重なるので、祝い事であっても「熨斗」はつけないんだよなぁ
結納などを経験した人は思い出してみてください。昆布やスルメなど、韻を踏んで贈られるこれらのものに、水引はついていても、熨斗はついていないはずです(特に慶弔ごとを扱う会社は、そう言うことに厳しいですから)
いやいや、そんなことはただの形式、気にしなくて良いし、実際大手スーパーの贈答品売り場でも、生ものなんて気にせずに熨斗紙を貼ってきましたけれど(そんなバイトもしていた高校生時代。ちなみに包み方や、熨斗紙の貼り方にも慶弔の違いがあるんですよ~)
つくづく、日本の文化はわけが解らなくなっている・・・・ううむ
それから更に豆知識、熨斗のデザインは、西日本と東日本で違うんですよw 興味をお持ちの肩は調べてみてください、検索で簡単に見つかります。
熨斗の水引の下に書く、苗字(名前)で、【忌】なのに赤字っていう、地方が(北陸だったか)あるようですよ。
案外、西(天皇、公家)東(武士)っていう地場から、デザインにも意味があるんですかねぇ。
面白い話を、ありがとう~勉強になりました。w(^◇^)w
そもそもの始まりなどを知ると、「変だなあ」と思います。
でも、伝統というものも言葉と同じように移ろうものだとすると、
仕方ない部分もあるなと感じます。
ホントはいけないんだろうですけどね。
詳しく知らないことがたくさん書かれていました。
文化を正しく理解して、守り、継承することは大切なことだと思います。
たとえ「仮想ゲームの世界」とはいえ。
ま、たしかに合理的に考えれば『いいんじゃないの?』のひとことですまされてしまうんだろうけど、
よき和の習慣は正しく受け継いでいきたいって想いもあるもんだよねぇ
世界中でも同じことがおきてるんだろうとも思うねぇ
十字をきりながら『なんまいだ~』っていう日がくるんなら人類が平和になった証拠かもしんないけどねw
あわびといえば・・・
のしを見る目が変わっちゃうwww