Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②     


こんばんは!25日(木)は、九州から東北は曇りや雨となり、

雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
北海道は晴れる見込みです。
南西諸島も晴れる所が多くなりますが、所々でにわか雨がありそうです。

緑輝く
 山のふところへ
森を彩る夏の花
祈りの道をたどり
天空の岩場を登る
息をのむ絶景

              神の領域を行く
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*の番組は201年9月13日に放送したものです

*撮影:7月上旬

前回は薬師岳を見渡します女人堂まででした。
今回は白の世界からの紹介になります。

<山旅スケッチ>
 白の世界

故銀の雪の風景に魅了された一人の画家がいました。

○富岡惣一郎(1922-1994)

新潟県出身の富岡惣一郎(とみおかそういちろう)

○南魚沼市トミオカホワイト美術館

八海山の麓にその作品を集めた美術館があります。

○雪雲・八海山 1993年

これは雪の八海山を描いた一枚。

塗り込められた白い絵の具が豪雪地帯の雪深さを表しています。

○けやき四本  1981年

作品の多くは白を基調としたもの。
富岡はこう言っています。

○妙高山    1976年 

小学校時代の

雪明りの中の小道の感動が

雪の世界、白黒の世界に没入する

きっかけとなってしまった

白にこだわる富岡は絵具も開発。
トミオカホワイトと名付けました。

○信濃川・卯ノ木 1984円

それは時間が経っても黄色っぽくならない画期的な白でした。

○南魚沼市トミオカホワイト美術館 角田由美子さん

「まぁ自分が雪国人、雪国に生まれたからこそ
 表現出来る世界があるというとで、
 まぁ常にこの白の世界で描いてきたんですけれども、
 故郷を思う温かみのある風景といいますが、
 雪なんですけれども冷たさを持たず、
 はい、その表情を持った絵が効かせていますが、
 はい、表現をしていると思います」

雪深い故郷を愛した富岡惣一郎。
その思いが白い作品に込められています。

出発から3時間、間もなく薬師岳だ。

「薬師岳に到着です」

○薬師岳(1654m)

標高は1654m~。

「こっちには魚沼盆地が見えています」

わぁ~、田んぼがまるで緑の絨毯。

「そうですね=、米処ですからね~こちらは」

○魚沼盆地

八海山の雪解け水や湧き水。
盆地特有の朝晩の寒暖差。
それが美味しいお米を作りだしている。

尾根ずたいに進んで行く。
その先には目指す岩の峰々が待ち受けている。

○八海山 千本檜小屋

「山小屋に到着しました。
 今日はここに泊まります。
 お疲れ様でした」

ありがとうございました。

翌日、天候が崩れた。
残念ながら先い進むことを諦(あきら)め、下山することに。

*撮影:8月上旬

一カ月後、改めて山小屋から頂上を目指す。

「暑いです、ほんとに暑いです。
 八海山はもう標高が低いんで、
 あの~、どうしても夏はこの暑さがもう付きものなんで、
 まぁ水分補給ちゃんとして、
 で、今日はこれは、あの八海山のメインの場所である八ツ峰に登りますんで、
 え~、安全にゆっくりしっかり歩いて行きましょう」

はい、よろしくお願いします。

いよいよ八海山の核心部へ。

今回は核心部へ行く手前までの紹介でした。
次回は八海山の核心部の紹介から始めます。





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