Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②     


こんばんは!26日(木)は、北日本から北陸は日本海側を中心に

雪となるでしょう。
猛吹雪などによる交通障害、高波などに警戒してください。
関東から東海は概ね晴れる見込みです。
西日本から南西諸島は雲が広がりやすいでしょう。

水源の森
錦秋の彩り
山頂からの
  大展望

             錦織りなす紅葉の峰
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                雲取山

〇ビジターセンター解説員 伝井真弓さん

伝井さんは都内のビジターセンターに勤務する自然解説員。
奥多摩の魅力を分かりやすく伝えています。

*撮影:11月上旬

前回は苔を観察していますところまでの紹介でした。
今回は酒造りは山づくりの紹介から始めます。

<山旅スケッチ>
 酒づくりは山づくり

〇沢井

多摩川上流部の沢井地区。
山の水が沢となって豊かに流れていることから付けられました。

ここに300年以上続く酒蔵があります。
仕込みに使う水は山を横に140m掘った井戸。

横井戸の水。

〇横井戸

横井戸は山の中でしか見られない珍しい井戸です。

水質はミネラル豊富な硬水。
力強い酒の味わいを醸(かも)します。

水源の山はこの酒蔵が所有。
かつては林業も営んでいました。
大和水を大切に守りながら酒を造ってきたのです。

〇酒蔵会社社長 小澤順一郎さん

「水ってものは~、あ~ここに蔵のある以上は、
 あ~、持って生まれたもの。
 お~、運命の出会いで、え~使ってる訳ですね~。
 まぁそうすると逆に有難みが、あの~、感じられないというか、
 あって当たり前のような、あ~気がしてしまうんですけれども、
 まぁ実は~水こそが~うちの蔵のアイデンティティであると、
 そういうことになりますね」

この酒蔵では水を生み出す山の手入れを山づくりと呼び、
欠かすことはありません。

〇山づくり

酒造りは山づくり、山の清流が生んだ奥多摩の地酒です。

歩き始めて4時間

あっ、山小屋かな~?

「そうなんです。
 あちらが今日泊まる山小屋なんです」

「こんにちは~。
 今日お世話になりま~す。
 よろしくお願いしま~す」

〇三条の湯

「この山小屋が元々水源林を管理する人達が泊まる為に建てられました。
 その後登山者も利用出来るようになったそうです」

沢山の薪、間伐材や倒木を有効利用している。

自慢はお風呂。

豊かな水と森に囲まれた山小屋で疲れを癒やします。

今回は山小屋に宿泊のところまでと致します。
次回は二日目、紅葉を楽しみながら出発しますところから始めます。





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