Nicotto Town


モリバランノスケ


春蘭

今日は、ほんの少し、風は残ったが、雲ひとつない快晴。庭と森の草木樹木達。春本番の陽光を浴びて、キラキラと輝きながら、気持ち良さそうに、微かに揺れている。庭の若武者を気取っている、青年クスノキも、真底楽しそうだ。

私、妻、お蝶、チャム、カスタムは、いつもの様に、(いただきます)と、元気に声を出して、Breakfastを始める。私は、先ず、自家栽培、焙煎したコーヒーを一口飲む。使用している水は、地下70mから汲み上げた地下水。真水で飲んでも最高の味で、本当に美味しい。地下水の質が、コーカーの深みを、更に引き上げているのだ。

互いに、今考えている事などに、話の花を咲かせた。楽しい会話と談笑を終え、私とチャムは毎朝の恒例、早朝散歩に繰り出す。妻、お蝶、カスタムの(いってらっしゃ~い)との、声に送られて、ログハウスのドアを開けてベランダに。

そこから見える草木樹木達に(おはよう)と挨拶。
彼等からも、次々と(オハヨウ)・・・と返事が。
そして、ベランダから、中庭を抜けて、左側の階段を降りる。その間、モミジ、ツツジ、オオシマザクラ、青年クスノキ、黒松、ナツツバキ等などの樹木達と朝の挨拶を交わしながら。そして、庭を南方向に横切り、今朝の目的地へ。

そこは、クヌギ、ライラック、オオシマザクラ等などに囲まれた一角。そこには、今を盛りと咲いている、春蘭の群落が在る。私は彼等に、(おはよう。皆、元気そうだね。とても綺麗!)と声を掛ける。春蘭達からも、(ありがとうございます。良い春を迎えることが出来ました・・)。私は(天候不順で心配してた。良かった)と労う。




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