Nicotto Town


モリバランノスケ


野の花

今朝も、気持ちの良い、目覚めである。時刻は五時。階下に降り、小用を済ませて、LivingRoomの椅子に座る。東側の窓から、老クスノキの姿を望む。私は、ガラス窓越しに、(お早う御座います)と、挨拶をして、頭を下げた。

山際が明るくなり、太陽が顔を見せ始めようとしているところだ。次第に、オレンジ色に燃え立つ、火の玉が完全に顔を出す。朝日が老クスノキの樹上にある、大鷹のタカオの巣にも、神々しい陽光が差し込み始めようとしている。
ちょこんと顔を、こちらに向けたタカオの姿が
見える。私は、彼に向かって(おはよう)と挨拶。

何時もの様に、Breakfastを、我がFamilyの皆と楽しむ。お蝶は、昨日、思いの丈を喋り終えて、気持ちがスッキリとしたのか、ここのところ、何処か寂しげな様子を見せていたが、強がりかもしれないが、表情は明るい。良かった!。

私は、Breakfastの後、チャムを伴い早朝散歩に。ログハウスの玄関を開け、ベランダから、柿、青年クスノキ、びわ、大梨、グミ、山椒、李、
等などの樹木達に、(おはよう)と、挨拶。彼らからも、(おはよう、オハヨウ、・・・)と、返事。

それから、ベランダを降りて、左手の階段を下る。階段は15段ほどあり、緑のトンネルの様に成っている。降りきると、正面には黒松君が。そこで、朝の挨拶をして、世間話を交わすことで、彼から、エネルギーをいただく。

そこから、左手に、夏椿と甘夏みかん、右手に
、ホソバとサツキ。そして、庭に出る。そこには、今の季節を好む、幾種類かの野の花。私は園芸店で販売されている、派手で豪華な花よりも、ひっそりと清らかに咲く野の花が好きだ。
庭を南方に進むと、そこは緩い斜面に成っている。極めつけは、そこに在る、ハルリンドウの群落。この季節、我が庭を象徴する花である。




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