美術展『ヒルマ・アフ・クリント展』
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2025/05/10 13:47:31
東京国立近代美術館へ
『ヒルマ・アフ・クリント展』を観に行きました。
今年元日にテレビで
アート情報番組を見ていたら
本展が紹介され
とても興味を惹かれたので
GWさなかに足を運んでみました。
アフ・クリントはスウェーデンの画家。
美術アカデミーで教育を受けるも
精神世界を表現した
独自の画風を生み出したことで
抽象絵画の先駆者とも評されています。
近年になって認知が高まり
ニューヨークのグッゲンハイム美術館で
2018年に開催された回顧展は
同館史上最多の動員数を記録したとのこと。
ちなみに今回来日した作品全てが
日本初公開です。
本展の目玉は
画家いわく
霊的存在から啓示を受け製作した『10の最大物』。
人生における
幼年期・青年期・成人期・老年期を表した
10枚の巨大抽象画が
フロアの四方に展示されていました。
なにが幼年期で
どこが青年期なのか
まったく理解できなかったけれど
シンプルな美しさに
すぅーっと引き込まれました。
曲線を多用した幾何学模様と
パステルカラーの配色。
ポップで
やわらかくて
温かみのある雰囲気を醸し出していて
陽のオーラを振りまいてるかのよう。
初めは写真をバシバシ撮り
次は近くでじぃっと観入り
その次は遠くからじっくり眺めて と
気づけばフロアを3周していました。
他には
CDジャケットになりそうなグラフィックアートっぽいものや
メルヘンな雰囲気の水彩画などなど
多彩な作品を通じて
そこはかとなく漂うスピリチュアルテイストを堪能しました。
抽象画はちょっと… という方や
スピリチュアル系はちょっと… という方でも
視覚的に十分楽しめる企画展かと思います。
美術館側もSNSで拡散してほしいのか
最近はけっこう写真撮影OKな企画展が多いですね。
時代の移ろいを感じますね~
そうそう、アート番組で見たときに
色使いがポップでかわいくて
堅苦しい雰囲気が感じられなかったので
これなら抽象画がよくわからない私でも楽しめるかも と
思い切って行ってみて正解でした♪
こちらこそコメントありがとうございます♪
広く浅~く、とりあえずおもしろそうなものに
なんでも喰いついちゃう性格なのです。
今、初めて「10の最大物」を検索して見てみました。
カラフルなんですね!色使いがかわいい!
近代アートとか抽象画とかって、かなり濃い~ものとか、黒~いイメージのものも多くて、
あるいは原色っぽいものとか?
だからこんなきれいな色使いだったら親しみが沸きますよね。
自分なりに何かを感じられれば、それで良しとして!
ご紹介ありがとうございます。
いろんな方面に見識が広くて凄いです(・∀・)
知らなかった世界に興味が持てて気持ちが豊かになります。