小玉スイカ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/06/19 13:56:13
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こんにちは!高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、
全国的に真夏のような暑さは続く。
関東、東北の内陸では昼過ぎから雷雨の所も。
沖縄は曇りのち晴れ。
【小玉スイカ】 小玉西瓜 Citrullus lanatus
Watermelon
☆小玉スイカは春に植え付けて、夏に収穫するウリ科スイカの野菜です。
<概要>
〇小玉スイカ
@特徴
小玉スイカはつる性の植物で、葉は大きく切れ込みが入った形をしています。
他のウリ科の野菜と同じように、
1株に雌花と雄花が存在する雌雄異花(しゆういか)の植物です。
★雌雄異花
同じ植物の種類の中でも、
雌株と雄株の個体が異なっている植物のことです。
雌株には雄蕊は無く、雄株には雌蕊がありません。
その為、受粉するには、
雌株と雄株の両方が必要となり、同一の株では自己受粉出来ません。
□雌雄異花の種類
雌雄異花は、雄花と雌花が異なる固体に見られる花の一種です。
◆雌雄別株
雄株と雌株が完全に別の個体で見られます。
例:イチジク、キウイフルーツ
◇雌雄異株
一つの固体に雄花と雌花がありますが、咲き方が異なります。
例:ヘーゼルナッツ、クルミ
◆雄性不稔(ゆうせいふねん)
雄花は形成されますが、花粉は不稔です。
例:マンゴー、アボカド
◇雌性不稔(しせいふねん)
雄花は形成されますが、胚珠(はいしゅ)は不稔です。
例:バナナ、パイナップル
◆不稔
△概要
不稔とは植物が花を咲かせても、受粉や受精が正常に行われず、
結果として種子や果実が形成されない現象を指します。
この現象は農作物の生産性に大きな影響を与えまして、
収穫量の減少を引き起こす為、農業において重要な問題です。
稲作やトウモロコシ栽培において、
特に問題となりやすく、気温の影響が大きいです。
▲不稔の詳細説明
不稔とは、
植物が花を咲かせても種子や果実が形成されない状態を指します。
この現象は、
受粉や受精の過程で何らかの問題が生じることによって起こります。
不稔の原因は多岐にわたり・・・
・遺伝的要因
・環境要因
・栽培管理の問題
これら等が含まれます。
特に稲作やトウモロコシ栽培においては、気温が大きな影響を与えます。
▽遺伝的要因
植物の遺伝子に起因する不稔のケースがあります。
例えば特定の品種間の交雑において、
遺伝的に不稔になることがあります。
・原因:遺伝子の不適合や特定の遺伝子異常
・対策:遺伝的に安定した品種を選択して、交配する
▼環境要因
・気温
・湿度
・光の量
これら等、環境条件が不適切である場合、
不稔が発生することがあります。
特に開花期の気温が重要です。
・高温障害:稲作では開花期において、
日中の気温が33℃以上になると、
高温障害によって不稔が発生することがあります。
トウモロコシでは、
30℃以上になると、不稔が発生しやすくなります。
・低温障害:稲作では開花期の夜間気温が22℃以下になると、
低温障害によって不稔が発生することがあります。
トウモロコシでも同様に、
夜間気温が20℃以下になると、
不稔が起こることがあります。
▽栽培管理の問題
栽培管理の不備も不稔の原因となります。
例えばですが、栄養不足や過剰施肥、
適切な水管理が行われないことが挙げられます。
・原因:不適切な肥料の使用や水管理の不備
・対策:適切な施肥と水管理を行う。
土壌診断を行い、適正な栄養バランスを維持する。
▲不稔の課題
▽課題
・収穫量の現象:不稔は収穫量の現象を引き起こし、
農業生産に直接的な影響を及ぼします。
対処方法:不稔の原因を特定し、
適切な対策を講じる。
・品質の低下 :不稔が発生すると、
品質の低下も招くことがあります。
対処方法:適切な栽培管理と、
環境条件の維持を行う。
・経済的損失 :収穫量の減少や品質低下により、
経済的損失が発生します。
対処方法:早期に不稔の兆候を発見し、
迅速に対応する。
@雌雄異花の特徴
雌雄異花は、同一の植物で雄の花と雌の花が分かれているタイプの植物です。
この特徴は、植物の受粉様式に重要な働きを果たします。
雄の花には雌蕊のみがありまして、雌の花には雌蕊のみがあります。
雌雄異花は、自己受粉を防ぐ為に進化してきたと考えられていて、
より遺伝子的多様な産む可能性を高めます。
雌雄異花では、花粉は風や昆虫によって雄の花から雌の花へと運ばれます。
従って、交配には他個体が必要となりまして、遺伝的多様性が維持されます。
さらに一部の雌雄異花では雄と雌の花が異なる時期に咲きます。
これにより、自己受粉がさらに妨げられます。
★現代の生活スタイルに受け入れられてきた
小玉スイカは核家族化も進み、
家庭用冷蔵庫で冷やしやすいということから品種改良されたスイカです。
それ以外にも小玉スイカは大玉スイカに比べて、
甘さも均一で、皮も薄く、生ゴミも削減出来る為、
現代の生活スタイルに受け入られていきました。
☆名前の由来
「小さいスイカ」という意味だけではなく、
東海道新幹線「こだま」が開通した同じ頃に品種改良された為、
「こだまスイカ」と名付けられました。
@詳細情報
園芸分類:野菜
耐寒性 :弱い
耐暑性 :やや強い
耐陰性 :やや弱い
花色 :黄色
開花時期:6~7月
問題 小玉スイカの取扱量に付いてですが、
次の文章の〇〇に入る県名を教えてください。
小玉スイカは4月頃から出回り始め、8月頃までがシーズンです。
取扱量は約7542トンです。
最も多いのは〇〇県産(約3096トン)で、
全体の約41%を占めています。
続いて群馬県産(約948トン:約13%)、
新潟県産(約682トン:約9%)となっています。
*東京都中央卸売市場さんの取り扱い量(2024年)より抜粋
1、熊本
2、茨城
3、静岡
ヒント・・・〇小玉スイカの代表的な産地の一つ、桜川(さくらがわ)市
〇〇県では筑西(ちくせい)市、桜川市周辺で多く生産され、
産地として、約50年の歴史があります。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る県名をよろしくお願いします。
そうですか、今回は私のヒントで分かりましたか。
住所で分かるのは、流石ですね。
問題の答えは2番の茨城です。
かげねこちゃん、どうもありがとうございます(祝)
このような暑さですと、小玉スイカを召し上がる方も多いでしょうね。
かげねこちゃん、どうか水分補給をしっかりとして、
体調がダウンしないように、お過ごしくださいませ。
今回はげんさんのヒントの住所で調べましたよ。
2、茨城
ですね。