ハクサンイチゲ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2025/06/21 16:29:53
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こんにちは!九州から中国地方は昼頃から所々で雨。
近畿から東北はほぼ晴れる。
北海道は強い雨。
沖縄は晴れ。
最高気温は全国的に平均より高い。
【ハクサンイチゲ】 白山一花 白山一華 Anemone narcissiflora
Anemone narcissiflora
☆キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
<概要>
〇ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲは中部地方から東北地方に分布する日本固有の高山植物で、
透明感のある白い花が魅力です。
@中部地方から東北地方に分布する日本固有の高山植物
★チングルマ(稚児車・珍車)
開花時期:6~8月です。
ハクサンイチゲととても似ていまして、
チングルマの方が花の形が丸く、雄蕊の黄色が目立ちます。
昔の子供(稚児)が持っている、
風車に似ていることから名前が付きました。
☆チョウノスケソウ(長之助草)
開花時期:7~8月です。
植物採取者「須川長之助」さんという方が、
日本で初めて採取したことからこの名が付きました。
チングルマと似ていますが、
葉がとても特徴的ですので、葉で区別がしやすいです。
葉は楕円形でしわしわしています。
★ミズバショウ(水芭蕉)
開花時期:・低地:3~4月です。
・高地:5~7月です。
山地の湿原に生えています。
名前の由来は水辺に生えていて、
葉の形が芭蕉の葉に似ていることからきています。
□バショウ(芭蕉)
大形の多年草で、食用花なの仲間です。
その形態は食用花なにそっくりですが、
実は大きくならず、食用にはなりません。
中国大陸原産とされていますが、原産地の詳細は分かっていません。
バショウはバナナの仲間では、最も北に分布しています。
日本でも暖かい地方を中心に、庭園や庭先に栽植されまして、
食用バナナと同じように子株より、容易に増殖することが出来ます。
夏から秋にかけて花茎が伸びて、花序(かじょ)を付けます。
果実を食用とするバナナの苞「ほう(花を外側から包んでいるもの)」は、
紫色ですが、バショウの苞の色は黄色です。
中国では、
バショウは古くから文人達の庭の必須構成材料として移植されてきました。
多くの漢詩の題材にされたり、
書家が紙の代わりに大きなバショウの葉に書したともいわれています。
又、日本でも江戸時代には観賞用として広く栽植されていたようです。
深川の寓居(ぐうきょ)の庭にバショウがありまして、
「芭蕉庵」と呼ばれたことから、
「芭蕉庵桃青」と号したのは、江戸時代の俳人である、松尾芭蕉さんです。
*寓居・・・一時的に身を寄せる意味がありまして、
又、その住まいや仮住まいといった意味もあります
中国では、バショウの根や葉、花、種子が薬用にされます。
★コバイケイソウ(小梅蕙草)
開花時期:6~8月です。
花葉毎年咲かずに、3~4年に1度だけ咲きます。
眺めるだけなら無害でとてもきれいなお花ですが、
毒草ですので注意が必要です。
☆シナノキンバイ(信濃金杯)
開花時期:6~8月です。
高山植物の中でも代表的なお花です。
大き目のお花で群生することが多いです。
黄色い花は沢山ありますが、
シナノキンバイの葉は深い切れ込みがありまして、
特徴的ですので、葉で見分けられます。
★ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
開花時期:6~8月です。
高山帯の岩石地や礫地(れきち)に生息しています。
花弁は可愛いハート型をしています。
花に比べて、大きく艶々していまして、目立つ葉をしています。
☆ニッコウキスゲ(日光黄菅)
開花時期:6~8月です。
一日花で、朝開きまして、夕方には萎(しぼ)んでしまいます。
非常に人気の高い高山植物で、
黄色の絨毯(じゅうたん)を敷き詰めた群落はとても美しいです。
花の色は黄色というよりは橙黄色です。
名前は日光に多く自生していたことから、こう呼ばれました。
これら等の植物が自生しています。
@基本情報
生息地 :高山、亜高山です。
分布 :中部地方~東北地方です。
開花時期:初夏から夏です。(6~8月) *栽培では春
草丈 :約50cmです。
@名前の由来
高山植物とは森林限界線より費用校が高い山の上に育つ植物ですが、
ハクサンイチゲはその代表格です。
石川県と岐阜県に跨る白山(はくさん)で最初に見つけられたことから、
ハクサンイチゲと名前が付けられました。
又、白山に限らず、乗鞍岳や北岳等、多くの山で見られる植物です。
★イチゲ
イチゲ(一花)とは一般に1株に1つ咲く花のことをいいますが、
ハクサンイチゲは実際には1つの花ではなく、
集散状に複数の花を付けます。
@特徴
ハクサンイチゲの花の最大の特徴は、花弁が無いことです。
☆萼片(がくへん)
5~7枚の白い花弁のように見えるものは、萼片です。
キンポウゲ科にはこのような構造の花が多いです。
直径約3cmの白い花(萼)の中心に、
薄い緑色を帯びた雌蕊がありまして、その周りを黄色い雄蕊が囲んでいます。
襟巻(えりま)きのように茎を巻く、
最上部の葉の付け根から、散形に数個の花を咲かせます。
@葉の特徴
ハクサンイチゲの葉は根元の方で大きく3つに裂けまして、
さらに先の方が細かく分裂しまして、葉先は尖っています。
身近な植物に例えますと、シュンギクの葉に似た見た目です。
又、特徴なのは、花茎を襟巻きのように巻きまして、
花の台座のような形をしている、最上部の小さい葉です。
@実の特徴
ハクサンイチゲは多年草ですが、花が終わると小さく硬い黒い実を結びます。
雌蕊の部分に出来た沢山の実は痩果(そうか)という形で、
1つの実の中に種が入っているのが特徴です。
@ハクサンイチゲの近縁種
ハクサンイチゲには変種や近縁種がありまして、
小型で1つの茎に1つだけ花を付けるヒメハクサンイチゲや、
花の色が緑色を帯びているミドリハクサンイチゲ等が確認されています。
★地域に特化し、分布している種類
・北海道 :エゾノハクサンイチゲ
・四国地方:シコクイチゲ
@花言葉
主なものは「清潔」と「幸せを招く花」です。
問題 次の文章の???に入る、鳥の名前を教えてください。
高山を棲み家とする???は、
ハクサンイチゲの葉むらを歩き回りまして、この実を啄(ついば)みます。
1、イヌワシ
2、ホシガラス
3、ライチョウ
ヒント・・・〇???の生態
一年中、高山帯に生息して、植物の芽や種子を食します。
稀に昆虫類を食すこともあります。
@???の名前の由来
???の名前の由来には諸説あります。
①天敵を避ける為、〇が鳴るような時に活発に活動することから、
「〇の鳥」になったとする説
②火難(かなん)、〇難除けの信仰と結び付けられ、
「〇の鳥」と呼ばれるようになったとする説
*〇難・・・〇による災難
お分かりの方は数字もしくは???に入る、鳥の名前をよろしくお願いします。