キヌサヤ
- カテゴリ：グルメ
- 2025/06/24 16:15:11
ニコットおみくじ（2025-06-24の運勢）
こんにちは！九州から東北は広い範囲で雨となり、所々で雷を伴い激しく降る。
北海道は概ね晴れ。
沖縄は晴れのち雨で、夜は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。
【キヌサヤ】 絹莢 Pisum sativum
snow pea
mange tout
☆マメ科エンドウ属の植物です。
＜概要＞
〇キヌサヤ
＠若い莢（さや）が美味しく食せるエンドウ
キヌサヤはサヤエンドウの代表的なもので、
明治時代から作られてきた在来種の「伊豆赤花」、「渥美白花」の他、
品種改良された「成駒三十日」、「赤花絹莢」、「絹小町」、
「豊成」等、各種苗メーカーから様々な品種が出ています。
大きく分けると、白い花を付ける白花系と赤紫の花を付ける赤花系があります。
基本的には中の豆が大きく成長する前に収穫しますが、
エンドウ豆なので完熟するまで栽培すると、
しっかりとした実エンドウになります。
＠エンドウの家系図（出身地）
一時原産地は中東のメソポタミア辺り（現：イラクやシリア）とされまして、
紀元前７０００年頃には既に栽培が始まったことが確認されています。
□メソポタミアの農業
古代メソポタミアでは、農業が主要な経済活動でした。
厳しい制約、良く似乾燥した気候の下で、
メソポタミアの農民は経済を支配する機関、
つまり応急や地方の宮殿、寺院、エリートの領地の監督の下で、
最初の帝国の発展を支える効果的な戦略を開発しました。
彼らは何よりも穀物（特に大麦）の栽培と羊の飼育に重点を置きましたが、
マメ科植物も栽培しまして、
南部ではナツメヤシ、北部では葡萄（ぶどう）も栽培しました。
◆メソポタミアの農業には２つのタイプがある
２つの主要な生態学的領域に対応していまして、
文化的な違いと大部分が重なってきました。
△南部又は下メソポタミア、シュメールとアッカドの土地、後にバビロニア
雨はほとんど降らずに寺院の土地によって、
管理される大規模な灌漑工事が必要でしたが、
高い収益を上げることが出来ました。
▲北部又は上メソポタミア、後にアッシリア
ほとんどの期間、乾燥農業が可能な程、十分な降雨量があった為、
灌漑や大規模な制度的土地はそれ程重要ではありませんでしたが、
収益も通常は低かったです。
□気候
近東における定住農業の初期の発展を説明するモデルを開発する一方で、
気候と植生の再構築が検討対象となっています。
氷河期には気温の低下や乾燥度の高さによりまして、
アグロス山脈一帯のステップ型地形に似た森林が、
疎（まば）ら又は全く存在しなかったと考えられています。
又、現代のトルコとシリアの領土では、
森林被覆（しんりんひふく）が様々ありました。
古代には落葉樹のオークが優勢でしたシリア北西部は、
紀元前１万年から紀元前７０００年の間は、
今日よりも乾燥していなかったと考えられています。
野生の穀類の草は、恐らく森林被覆とともに、
氷河の避難所から西のザグロス山脈へと広がったと考えられています。
◆ザグロス山脈 Zagros Mountains
ザグロス山脈はイラン南西部の山脈で、
トルコ東部とイラク北部の国境地帯からホルムズ海峡まで、
北西から南東に延びています。
ザグロス山脈は長さが焼く６００ｋｍ、幅が２４０ｋｍ以上です。
ザグロス山脈の最も古い岩は、
カンブリア時代（約５億４１００万年以前）のもので、
最高峰又はその付近では５億４１００～２億５２００万年の、
古生代岩が見つかります。
しかし、山脈の岩石のほとんどは、
中生代（２億５２００万年前～６６００万年前）と、
古第三紀（６６００万年前～２３００万年前）の石灰岩と頁岩です。
最高峰はザグロス山脈中部にある、デナ山で標高は４４０９ｍです。
山脈の西側を流れる河川は強く、
多年生で、閉ざされた平原や渓谷が流れています。
山脈は堂々とした自然の障壁でありまして、
伝統的に初期メソポタミアとメジア文化、パルティアとローマ帝国、
最近ではペルシャとオスマン帝国等、
文化と政治の境界を提供してきました。
・ペルシャ人 ・アッシリア人
・クルド人 ・トルコ人
・ルル人 ・バクティ人
・カシュカ人
これら等、イランの人口の大部分は、
この山脈に近い山や丘陵地帯に移住しています。
伝統的な経済は主に畜産業に基づいていまして、
高品質のラグやカーペットの生産は古くからこの地域の主要な産業です。
□地形
古代メソポタミアの社会は、厳しい制約のもと、
古代世界でもっとも繁栄した農業システムの一つを発展させました。
◆制約
栽培された穀物と成長周期とほどんど関係のない河川、
厳しい年々の変動を伴う、暑く乾燥した気候、
そして、一般的に薄く塩分を含んだ土壌等です。
△北部の土壌
より肥沃で、灌漑無しでも農業を行える程降雨量が多かった為、
条件はより良好です。
▲南部の土壌
南部の河川の規模と、灌漑用水路を切り開いた、
広い地域を耕作することが容易で平坦な平野は、
生産性は高いが、絶え間ない労働を必要とする灌漑農場の発展に有利です。
この地域の在来野生草は密生していまして、
生産性の高い種で、特に野生小麦や大麦の品種が目立ちます。
これらの草やエンドウ豆やレンズ豆等の野生マメ科植物は、
定住農業が広まる前の数千年にわたりまして、
狩猟採集社会で食糧源として利用されていました。
＠エンドウ豆の伝播（でんぱ）
これらの地域から東西へ伝播しまして、
中国地域と地中海沿岸地域が二次原産地となりました。
さらに、中国や日本方面とヨーロッパ方面へと伝播していきました。
ヨーロッパでは紀元前３０００年頃の栽培の痕跡跡が見つかっていまして、
非常に古い栽培作物の一つです。
近代的品種の成立は１６世紀頃で、
様々なタイプの品種が栽培されていました。
アジアへはインドを経由して、
中国へ３世紀頃に伝播しまして、その後日本へと伝播しました。
＠特徴
キヌサヤの特徴は長さが焼く５ｃｍで、
「豆」が膨らんでいない状態で収穫をする為、莢がペッタンコです。
その莢はしなやかで柔らかく「絹」の手触りにも似ています。
問題 キヌサヤには様々なビタミンやミネラルが含まれています。
次の文章からどのミネラルに当てはまるかを教えてください。
〇正解のミネラル
肝臓や腎臓、副腎に多く含まれていまして、
尿酸を作る酵素や悪酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を処理する、
酵素の構成成分として、重要な役割を担っています。
１、オルニチン
２、カリウム
３、モリブデン
ヒント・・・〇正解のミネラル
プリン体が尿酸に分解するのを助け、
それを尿に排泄する働きがあります。
又、糖質や脂質の代謝を進めて、エネルギーになるのを助けます。
お分かりの方は数字もしくは正解のミネラルをよろしくお願いします。
しじみはオルニチンだけどねぇ・・・どうなの？豆にも？？