小暑
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/07/07 16:35:55
ニコットおみくじ(2025-07-07の運勢)

こんにちは!九州から東海は晴天。
関東甲信から北海道は晴れ間はあるが、午後は山沿い等で雨や雷雨。
沖縄は雨。
全国的に猛烈な暑さに注意。
【小暑】 しょうしょ
☆小暑はようやく梅雨が明けまして、暑さが本格的に到来する季節です。
小暑には「暑さがだんだん強くなる時期」という意味がありまして、
次の節気である大暑(たいしょ)と合わせた1ヶ月は厳しい暑さが続きます。
<概要>
〇小暑
「小暑」は二十四節気の一つで、だんだん暑さが増していく頃を指します。
蝉(せみ)が鳴き出し、湿気の中にも夏の熱気が感じられるようになる時期です。
江戸時代の暦の解説書「暦便覧(こよみびんらん)」では、
「大暑来れる前なればなり」と記されています。
@暦便覧
太玄斎(たいげんさい)こと、常陸宍戸藩の第5代藩主、
松平頼救(まつだいらよりすけ)公の著した暦についての解説書で、
天明7年(1787年)に出版されたものです。
★大暑来れる前ならばなり
古典的な和歌や漢詩に見られる文体です。
□大暑
二十四節気の一つで、
毎年7月22日頃に訪れる、1年の中でも特に暑さが厳しい時期を指します。
農作業や自然の節目を示す、重要な暦の言葉です。
■来れる前ならばなり
この部分はやや古風な言い回しで・・・
・来る前にあるべきだ
・来る前の時でなければならない
このような意味に解釈をすることが出来ます。
全体の意味でありますが・・・
・大暑が来る前であることが大切だ
・大暑が訪れる前のタイミングでなけれなばらない
このような意味に解釈することが出来ます。
@2025年の小暑
2025年の小暑は7月7日で、
期間でいいますと、7月7日(月)から7月21日(月)です。
小暑は毎年7月7日頃から7月22日頃にあたりますが、
日付が固定されている訳ではありません。
二十四節気は季節の移り変わりを知る為に、
1年を約15日間ごとに24に分けたものですが、
太陽の動きに合わせて1年を24等分して決めますので、
一定ではなく、1日程度前後することがあるからです。
その為、小暑といいましても、小暑に入る日を指す場合と、
小暑(二十四節気の第11)から大暑(二十四節気の第12)までの、
約15日間という場合があります。
二十四節気では小暑の前は昼が一番長くなる「夏至(げし)」で、
小暑の次は暑さが最も厳しくなる頃の「大暑」になります。
@小暑を境に「梅雨入り無し」になる年もある
通常、小暑の頃には梅雨明けをするのですが、
小暑になっても梅雨に入らない場合には、
「梅雨入りの特定出来ず(梅雨入り無し)」となります。
つまり、梅雨入りを特定するリミットが小暑ということです。
その後、梅雨入りの特定は出来ないまま、
梅雨明けが特定されるというパターンが数年に一度起こります。
☆地域別の2025年梅雨の状況
■西日本(九州、四国、中国、近畿)
6月27日に気象庁が「梅雨明けしたとみられる」と発表します。
平年より18~22日も早く、
統計開始以来、最も早い梅雨明けとなった地域が多いです。
梅雨期間は通常40日程度ですが、
2025年は18~19日間と過去最短レベルです。
雨量も平年よりも少ない傾向で、
「空梅雨(からつゆ)」となった地域もあります。
□沖縄、奄美
沖縄地方は6月8日に梅雨明けをしました。
これは平年より22日早く、観測史上最速です。
又、降雨量も平年より少なく「空梅雨」になりました。
■東日本(東海、関東甲信、北陸)~東北
梅雨入りは例年並み(6月上旬)でしたが、
梅雨明けは西日本に続き、7月上旬になる見込みです。
これも平年より早いです。
6月下旬時点でまだ梅雨明けをしていない地域もありますが、
7月上旬には梅雨明けする見通しです。
梅雨期間は短めですが、降雨量は平年並みかやや多い予想の地域もあります。
☆2025年の梅雨が「無い」と感じる理由
■記録的な速さと短さ
ほぼ全国で梅雨の期間が極端に短く、
特に西日本では6月中に梅雨明けするのは初めてです。
例年1ヶ月半程続く梅雨が、
2025年は2~3週間で終了した地域もあります。
□降雨量の地域差と「空梅雨」
沖縄、奄美や西日本では雨が少なく、「空梅雨」になりました。
一方、東日本では短期間に集中豪雨となった地域もありまして、
降雨量自体は平年並みか多い所もあります。
■気温が高く、すぐに猛暑へ
梅雨明けと同時に記録的な高温となりまして、
夏が前通しで始まった印象があります。
6月後半から全国的に真夏日と猛暑日が続出しまして、
「梅雨らしさ」を感じる間もなく夏本番に突入しました。
☆今年の梅雨が早く終わった主な要因
6月中旬以降の記録的高温で太平洋高気圧が強まりまして、
梅雨前線を北へ押し上げました。
偏西風の蛇行やラニーニャ寄りの海面水温分布等、
複数の気候要因が重なりました。
地球温暖化の影響で、
年々季節の周期や気象現象が極端化している傾向にあります。
★今後の注意点
梅雨の期間が短く、雨量が少なかった地域では水不足の懸念があります。
猛暑が長期間続く為、熱中症対策が必須です。
梅雨明け後も台風や局地的な豪雨のリスクがある為、
細心の気象情報に注意が必要です。
@小暑の初侯・次侯・末侯
☆初侯:温風至(あつかぜいたる)7月7日頃
熱い風が吹いてくる時期です。
現在、温風といえば暖房の温かい風を指しますが、
本来は梅雨明け頃に吹く南風を指しました。
梅雨の湿気も伴いまして、蒸し暑くなってくる頃です。
★次侯:蓮始開(はすはじめてひらく)7月12日頃
蓮の花が咲き始める頃です。
蓮の花は早朝に開いて昼には閉じてしまいます。
蓮の根が蓮根(れんこん)です。
蓮は泥の中に生まれても、清らかに咲くことから、
周りが汚れた環境であっても、それに染まらずに清らかでいることを、
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」や「泥中の蓮」等といいます。
仏教では多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場しまして、
仏像の台座にもその形がよく使用されています。
☆末侯:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)7月17日頃
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚えることで、巣立ちの季節です。
鷹の子は飛び方を覚えて狩りを学ぶと、親の元から巣立っていきます。
古くから鷹といえば大鷹を指しまして、鷹狩りに使用されてきました。
日本に生息する猛禽(もうきん)類の中で、
食物連鎖の頂点に立つのが大鷹です。
問題 小暑や七夕の頃によく食される食べ物を教えてください。
1、そば
2、そうめん
3、ほうとう
ヒント・・・〇よく食される食べ物
食される由来には諸説ありますが、
一説には、古代中国で7月7日に「索餅(さくべい)」という、
縄のような形をしたお菓子を食しまして、
無病息災を願った風習が日本に伝わり、
形が似ている「よく食される食べ物」に、
変形したともいわれています。
お分かりの方は数字もしくは、
小暑や七夕の頃によく食される食べ物をよろしくお願いします